Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
ポリグルタミン病に対する核酸医薬開発が精力的に行われているが、治療を開始すべき時期や早期治療の有効性は明らかとなっていない。本研究では球脊髄性筋萎縮症のモデルマウスを用いて発達段階での超早期病態の解明を目指すとともに、アンチセンス核酸による超早期治療のエビデンスを確立することを目的とする。この研究によって、ポリグルタミン病や他の晩発性神経変性疾患に対する発達段階での治療可能性が示され、核酸医薬を用いた超早期治療法の開発につながることが期待される。