Project/Area Number |
22K15807
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
大澤 威一郎 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (40768793)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 脳脊髄液減少症 / 内リンパ水腫 / MRI / 内耳 / 3D FLAIR |
Outline of Research at the Start |
脳脊髄液減少症は、脳脊髄液が減少し、起立性頭痛や耳症状といった多彩な症状を呈する疾患である。耳症状は頻度が高く、QOLが著しく低下するため、病態の解明や診断・治療法の開発は急務である。耳症状の原因として内リンパ水腫が想定されているが、画像化は不十分で、両者の関連性も不明な点が多い。本研究では、両疾患をMRIを用いて画像化し、関連性を明らかにする。これにより耳症状の病態解明と治療を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
【背景】脳脊髄液減少症は、脳脊髄液の減少により様々な神経機能障害を来す疾患である。特に耳症状は高頻度で、病態の解明や診断・治療法の開発は急務である。機序は内リンパ水腫が想定されているが、両疾患の関連性については不明な点も多い。 【目的】MRIを用いて両疾患を画像化し、その関連性を明らかにすることが本研究の主目的である。さらに、内リンパ水腫の発生に関与する他の因子や、脳脊髄液減少症に伴う他の内耳疾患を検索し、耳症状の病態解明を目指す。 【結果】2023年度は、収集したデータの解析を開始した。内耳に異常が存在するケースに関しては、内耳に異常が存在しないケースとの間で頭部所見に違いがあるとの仮説を立て、予備的な統計解析を行った。しかし、有意差は認められず、症例の少なさが原因の1つとして考えられる。脳脊髄液減少症の単純MRIでは一般的にMRミエログラフィーが用いられ、3D撮像と2D撮像の2種類が存在するが、両者を比較した報告はなかった。今回両者の比較を行い、3D MRミエログラフィーのほうが、2D MRミエログラフィーよりも髄液漏出の検出能に優れていることを見出し、原著論文として報告した。脳脊髄液減少症のMRIに関しては、どの撮像法がベストなのかの議論が少なく、標準化がなされていないのが現状である。2D撮像では髄液漏出を見逃す可能性があるため、3D撮像が望ましく、今回の結果はMRIの標準化に寄与するものと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
内耳に異常が存在するケースに関して、症例数が少なく、仮説を実証できていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
収集したデータの解析を進め、内リンパ水腫の発生に関与する他の因子の検索を行なっていく。特に内耳に異常が存在するケースに関しては、症例数を増やして解析する必要があると思われる。
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