Project/Area Number |
22K15963
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53010:Gastroenterology-related
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
藤本 剛英 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90792820)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | NAFLD / 腸内細菌 / 腸内真菌 / NASH / 肝硬変 |
Outline of Research at the Start |
NASHが原因で肝硬変・肝癌を発症する症例が増加傾向である。NAFLDの症例のうちどのような症例が肝臓に炎症・線維化を惹起し、NASH・肝硬変に移行するかは明らかとはなっていない。近年、腸内微生物環境が肝疾患と関連することが報告されているが、依然不明な点も多く、腸内真菌についての報告は少ない。本研究の目的はNAFLD、NASH、肝硬変患者の腸内細菌叢および真菌叢を解析し、肝臓の線維化に深く関わる肝筋線維芽細胞との相互作用を解明することである。さらにはNASHモデルマウスで、線維化と発癌に関連するメカニズムを解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年、腸内微生物環境が肝疾患と関連することが報告されている。 本研究はNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、肝硬変患者の腸内細菌叢について、健常者との比較検討を行うことが目的の一つである。それぞれの疾患患者から採便し、便中DNAを抽出する。現在それぞれの疾患患者をリクルート、順次採便を準備している段階である。今後次世代シーケンサー(MiSeq)およびT-RFLP(末端標識制限酵素断片多型分析)での解析を予定している。また真菌についてはITS(Internal Transcribed Spacer)の解析を行う予定である。 また今後in vitro,in vivoでの解析を予定している。in vivoの解析としてNASHモデルマウスを作成しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
便中DNA解析を行っているところである。 健常者の採便およびDNA抽出は完了している。各疾患の採便のリクルートが遅れている状態である
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Strategy for Future Research Activity |
早急に患者のリクルートをし、研究を進めていきたい。 またそれと並行してin vivo,in vitroの研究を進めてきたい。
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