Project/Area Number |
22K16056
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53010:Gastroenterology-related
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
豊島 翔太 日本医科大学, 医学部, 助教 (30807954)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | マスト細胞 / microRNA-155 / マクロファージ / 肝臓マクロファージ / 細胞外小胞 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / microRNA |
Outline of Research at the Start |
非アルコール性脂肪肝炎 (Nonalcoholic ateatohepatitis: NASH)は,アルコール非依存性に発症する。病態として、脂肪肝炎、肝硬変、肝癌と不可逆的に進行し、この病態の進行には肝臓マクロファージが重要な役割を果たす。また、アレルギーの責任細胞であるマスト細胞もNASHの病態進行に重要であることが報告されているが、肝臓内でのマクロファージとマスト細胞の相互作用に関しては、不明であるため、本研究ではマスト細胞と肝臓マクロファージの相互作用が、NASHの病態進行に関与するかを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画では、マスト細胞と肝臓マクロファージの相互作用が, 非アルコール性脂肪肝炎 (NonAlcoholic SteatoHepatitis: NASH)の病態進行に関与するかを明らかにすることが目的である. この相互作用を制御する因子として, マスト細胞由来の細胞外小胞 (Extracellilar Vesicles: EVs)中のmiRNA-155 (miR155)に着目している. 当該年度は, まずマスト細胞のNASHへの寄与を検証するために, Mast cell protease 5 (Mcpt5)のエクソン1にcre recombinaseを遺伝子導入したMcpt5-creマウスとRosa26にヒトジフテリア毒素受容体を遺伝子導入したR26-iDTRマウスを交配し, ジフテリア毒素誘導的マスト細胞欠損マウスを作製した. 同様に, マスト細胞のEVs中miR155のNASHへの関与を検証するために, Mcpt5-creマウスとmiR155のエクソン2にloxP配列を遺伝子導入したmiR155 floxマウスの交配を行い, マスト細胞特異的にmiR155を欠損させたマウス (Mcpt5-cre/miR155 floxマウス)を作製した. 脂肪肝, 肝硬変, 肝がんへとNASHが進行していく過程において, マスト細胞の数の変化や役割を検証するために, ストレプトゾトシン投与と高脂肪食負荷によって, ヒトのNASHと同様の病態進行を示すSTAMモデルを作製し, マスト細胞の数の変化, miR155の発現レベルを解析した
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
作製しているMcpt5-cre/iDTRマウスは, 研究計画を遂行するために必要な数を作製することができたが, Mcpt5-cre/miR155 floxマウスは, 研究計画執行のため十分な数を確保できなかったため, マスト細胞由来EVs中のmiR155の役割の検証まで行えていない
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Strategy for Future Research Activity |
今後は, Mcpt5-cre/iDTRマウスにジフテリア毒素を投与し, マスト細胞を欠損させた時に, 肝臓マクロファージの遺伝子発現に与える影響を調べる. また, Mcpt5-cre/miR155 floxマウスの数を十分に確保し, NASHの病態進行におけるマスト細胞のmiR155の役割を検証する
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