Project/Area Number |
22K16091
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
|
Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
佐々木 誠 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 助教 (60837251)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
|
Keywords | HDL機能 / イメグリミン / マクロファージ / 糖尿病 / コレステロール逆転送作用 |
Outline of Research at the Start |
心血管疾患(cardiovascular disease:CVD) 予防の新たな手段として、HDLのコレステロール逆転送作用(reverse cholesterol transport: RCT)改善が注目されている。2型糖尿病(type 2 diabetes mellitus:T2DM)ではRCTが低下しており、T2DM治療薬の血糖改善効果作用とともにRCTに与える影響を明らかにすることは、CVD予防の観点から重要である。本研究の目的は、新規T2DM治療薬イメグリミンがRCTに与える影響について明らかにすることにより、RCT改善を基盤としたCVDの新規治療戦略を構築することである。
|
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、イメグリミンがCECに与える影響及びその作用機序を調べるため、マクロファージを用いてin vitroで検証する予定であったが、当RI施設改修工事が長引き、CEC測定が実施できなかった。令和5年度半ばには改修が終了予定のため、施設利用可能となりしだいCEC測定予定である。 イメグリンがコレステロール引抜に関連分子に与える影響については、RIを使用しないため検証を実施した。RAW細胞を用いた検証では、高容量のイメグリン投与でABCA1遺発現は遺伝子、蛋白ともに低下を認めていた。ABCG1,SR-B1の発現は明らかな変化は認めなかった。 以上の結果より、高容量のイメグリンはマクロファージからのコレステロール引き抜きを低下させる可能性が示唆された。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
RI施設が使用できず、CEC測定ができなかったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
RI施設使用可能となりしだい、計画書通り、CEC測定、in vivo RCT実施予定である。
|