Project/Area Number |
22K16094
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
蓑島 暁帆 旭川医科大学, 医学部, 助教 (90645962)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 虚血性心疾患 / vasa vasorum / 不安定プラーク / 血管成熟化 |
Outline of Research at the Start |
動脈硬化症の発症進展に関して、『血管外膜の栄養微小血管(vasa vasorum,VV)の形成異常』がプラーク増悪や不安定化に関連することが推測されている。しかし微小血管の形成(成熟や幼若化)の機序は未だ不明な点が多く、両者の因果関係を立証するエビデンスも乏しい。 本研究では、冠動脈インターベンション症例で採取したプラークを、組織透明化技術を用い三次元的に解析することにより、冠動脈プラーク内の微小血管の構造や成熟度がプラークの形成、不安定化へ関与することを解明するとともに、プラーク内微小血管の形成を制御する新規血管形成成熟因子を解明し、臨床病態との関連性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、障害血管外膜のVasa Vasorum形成異常が動脈硬化プラーク形成に連関しているのかを証明すると共に、Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる因子を明らかにすることにある。そのために、冠動脈インターベンションの際にDCA(Directional Coronary Atherectomy)を用いて切除したプラークを採取し、採取したプラークを、組織透明化技術と三次元画像解析法を用いて、プラーク内の微小血管を詳細に評価を行っている。これまで、臨床的にLDLコレステロールが高値の症例で、脂質成分の多いプラークにおいて、微小血管の形状は細く密に集合している傾向があることを確認できている。今後は症例をさらに集めるとともに、Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる新規因子を同定し、その発現を評価していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる新規因子に関して、候補遺伝子が上がっているが、同定までは至ってない。また当院及び関連施設において、冠動脈インターベンションの際にDCA(Directional Coronary Atherectomy)を用いて切除したプラークを採取し、解析実験を行っており、引き続き症例数を増やす必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる新規因子の検索に関して、候補遺伝子が上がっている。候補遺伝子は、当講座が独自に開発した、3Dゲル内での内皮細胞-周細胞共培養システムを用い、該当遺伝子のsiRNAを用いて発現を低下させた際の、成熟血管の形成への影響を評価し判断する。新規因子の検索に関しては、所属する心血管再生先端医療開発講座に協力を依頼する。また当院及び関連施設において、冠動脈インターベンションの際にDCA(Directional Coronary Atherectomy)を用いて切除したプラークを採取し、解析実験を行っており、登録症例を増やすとともに、同定した新規微小血管成熟化因子の発現を評価し、臨床病態との関連性を検証する。
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