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骨代謝による心制御システムの可能性 低カルボキシル化オステオカルシンと心不全予後

Research Project

Project/Area Number 22K16108
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 53020:Cardiology-related
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

阿部 諭史  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (30722508)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords骨代謝マーカー / 骨代謝 / 骨心連関 / 心不全
Outline of Research at the Start

骨マトリックス関連マーカーである低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC)が他の遠隔臓器に作用し全身の生命システムを制御することが注目されているが、心臓に与える影響に関しては明らかではない。そこで、本研究では、ucOCが心不全の予後に影響するという仮説を検証するために以下の二つの研究を行う。1)臨床研究:ucOCの血中濃度と心不全の予後との関連を明らかにする。2)動物実験:骨粗鬆症マウスにおいて心不全モデルを作成し、ucOCが心機能に及ぼす影響を明らかにする。本研究の成果により、骨代謝による心制御システムの発見、また心不全予後を規定する新たな指標や新規の心不全治療が発見される可能性がある。

Outline of Annual Research Achievements

心不全は骨粗鬆症の原因である一方、骨粗鬆症もまた心不全増悪のリスク因子でもある。心不全と骨粗鬆症はレニン・アンジオテンシン系の活性化、副甲状腺ホルモンの上昇、酸化ストレス亢進等の共通のメカニズムを持ち、心不全と骨粗鬆症は強く関連していると考えられるが、骨代謝が心不全の病態に及ぼす影響やその機序は明らかにされていない。近年、骨マトリックス関連マーカーである低カルボキシル化オステオカルシン(under-carboxylated osteocalcin: ucOC)が、他の遠隔臓器に作用し、糖、脂質代謝など全身の生命システムを制御することが注目されているが、心臓に与える影響に関しては明らかではない。そこで、ucOCの血中濃度と心不全の予後との関連を明らかにするために臨床研究を施行した。現在検査データを集計しているが、ucOCの血中濃度と心不全の予後との関連は明確ではないため、もう少しデータを積み重ねる必要がある。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

臨床研究では現在検査データを集計している。現在までのデータを解析するとucOCの血中濃度と心不全の予後との関連は明確ではない。もう少しデータを積み重ねる必要がある。
動物実験はあまり進んでいない。

Strategy for Future Research Activity

臨床研究に関しては、更に母集団を増やしデータを収集する。
動物実験も進める予定である。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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