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Still病の単球系細胞パイロトーシスと新規バイオマーカーとしてのガスダーミンD

Research Project

Project/Area Number 22K16347
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 54020:Connective tissue disease and allergy-related
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

永井 秀人  横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (40876017)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywords成人発症Still病 / Gasdermin D / 単球系細胞
Outline of Research at the Start

成人発症Still病(AOSD)は発熱,関節痛,皮疹,フェリチン上昇などをきたす原因不明の稀少疾患であり,既存治療に対して治療抵抗性の症例も少なからず存在することから,更なる詳細な病因解明が望まれている.申請者は,Gasdermin DがAOSDにおいて炎症を生じる機序に関与する蛋白であることを初めて突き止め,不明であった病因の一端を明らかにした.今後,AOSDのさらなる病因究明のため,基礎的・臨床的研究を進め,新規治療標的の発見や個々の患者に対する治療最適化の方法確立を目指す.

Outline of Annual Research Achievements

2023年度については,計画として患者数が得られた段階で患者血球または血清を試料とした主にGasdermin Dなどといった炎症性物質に関するプロテオーム解析などを行うものと予定していた.しかしながら,非常に稀少な疾患であることもあり,成人発症Still病患者が新規に得られなかったことから,今年度に関して実際の解析には至らなかった.
得られる新規患者試料数は,これまでの当所属大学病院での実績では年間で0~数例と年によりばらつきがあり,いずれにしても少数とはなることが多いが,本研究計画においては3例以上得られたところで実験や解析を開始する予定としており,2024年度に関しても引き続き上記の計画を継続する.現段階で既に,患者試料が揃った時点で上記実験に速やかに移行できる体制は整備している.
実験が開始された後は,得られた結果について,GO解析やパスウエイ解析など複数の解析手法を用いて解析することを検討し,疾患解明に寄与する新たな知見を明らかにし,さらにその次の課題につなげることを目的とする.
また,本研究をより良いものとするべく,日本免疫不全・自己炎症学会学術集会や日本リウマチ学会総会・学術集会など,複数の学会に参加して最新の知見収集も行い,疾患理解の現状の課題について再確認や整理を行った.今後についても随時学会や研究会などから知見をアップデートしつつ,本研究で現課題を解決すべく検討を続ける.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究は稀少疾患患者を対象とした研究であり,当該年度において新規患者が得られなかったことから,具体的な研究進捗に至らなかったため.しかしながら,必要研究試料が得られた段階で速やかに研究に取り掛かるべく,以後の研究遂行に関する体制は整えており,引き続き計画を継続する.

Strategy for Future Research Activity

複数の研究関連施設から新規発症患者を募り,患者確保に努める.
蛋白解析を行うことを前提とし,その解析結果を基にして新規知見を求める.
また,結果に対して複数の解析アプローチを検討し,多様な角度から疾患機序の解明を目指す.

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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