茶カテキンコーティング金ナノ粒子を用いた新規放射線治療増感剤の開発
Project/Area Number |
22K16462
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55010:General surgery and pediatric surgery-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
馬場 基 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (90724980)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 放射線増感剤 / 癌 / 金ナノ粒子 / 茶カテキン / エピガロカテキンガレート / 腫瘍選択性 |
Outline of Research at the Start |
低毒性で放射線増感効果の高い金ナノ粒子の様々な問題点を克服し製剤開発も目的とする研究である。神戸大学工学部大谷亨教室が研究開発中である茶カテキンコーティング金ナノ粒子を腫瘍皮下移植マウスに尾静脈投与する実験モデルを用いて、腫瘍ならびに各臓器集積性を評価し、同製剤の開発を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、茶カテキン(EGCG)による受容体を介した腫瘍内取込みに着目し、ドラッグデリバリーの問題を解決し金ナノ粒子(AuNPs)の数ある分子学的特 性の1つである放射線増感剤として研究開発することである。申請時点から研究を進めてきた金ナノ粒子と茶カテキン(EGCG)の複合物を用いて、条件を変えて研究継続している。マウスを用いたIn Vivo実験のプロトコルについては、申請書に記載した条件を基に実験継続している。 免疫抑制マウスの左右背側にMBA-MB-231腫瘍を移植発育した状態に、尾静脈から実験化合物を投与し組織・腫瘍への金ナノ粒子の集積量を評価する実験モデルを使用している。現在得られた結果は、茶カテキン金ナノ粒子(EGCG AuNPs)は、コントロールに投与量等を軸に行っているが、肺集積が多くみらることが多く、皮下移植マウスの腫瘍への集積が十分ではない条件化合物が散見される。そのため、新たにPEG(ポリエチレングリコール鎖で化学修飾)した金ナノ粒子を作成し、組織移行性の分布の変化(実験結果)を踏まえて、更なる化合物の調整を行っている。配合割合を変えながら化合物を作成し腫瘍への集積性を上げるために研究継続している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
金ナノ粒子への修飾剤の作成方法を変えて新規作成・検証実験を施行しているが、製剤の安定性と組織移行性に不確定で難渋している。更なる研究で明らかにするべき要因要素があると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、金ナノ粒子と茶カテキン表面収縮の配合率・他含め、サンプル作成を検討する。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)