Project/Area Number |
22K16597
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
浜辺 宏介 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (60771730)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 気管挿管 / 動作解析 / 動作分析 / モーションキャプチャ / Kinovea / 動作解析ソフト / 動画解析 |
Outline of Research at the Start |
気管挿管は、熟練者と初心者では操作に違いがある.熟練者の勘、コツ、暗黙知などは経験によって培われるとされ、これまでに科学的、定量的に分析されることはなかった. これまでに研究代表者は、気管挿管時の動作を赤外線反射方式の三次元動作分析装置と視線解析装置を用いて観察する方法を開発し、気管挿管用マネキンを用いたシミュレーション環境で、熟練者と非熟練者の動作の違いを数値データとして示すことに成功した. 本研究は、実臨床において、マッキントッシュ型喉頭鏡を用いた気管挿管時の動作を動画撮影し、その画像を解析し数値化、熟練者と非熟練者で比較する.こうして得られた熟練者の特徴は、今後の教育・訓練に役立てられる.
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Outline of Annual Research Achievements |
気管挿管は基本的な医療処置ではあるが、非熟練者と経験によって培われた技術をもつ熟練者とでは操作に違いがある。この違いを視覚化と数値化することにより、非熟練者に対する効率的な訓練、短期間での技術習得が可能になると考えている。以前の研究では、赤外線反射方式の三次元動作分析装置と視線解析装置を用いた気管挿管時動作の解析を行った。気管挿管用マネキンを用いたシミュレーション環境下におけるマッキントッシュ型喉頭鏡を用いた気管挿管時において、喉頭鏡のハンドルの長軸と実施者の体軸との角度(θ角)で表現される喉頭鏡の操作、挿管操作中の実施者の頭部の動きおよび視点の分布が熟練者と非熟練者では大きく異なることを見出した。本研究計画は、気管挿管用マネキンを用いたシミュレーション環境下ではなく、実際の臨床現場における手術室で全身麻酔のために気管挿管を受ける患者に対し、気管挿管に熟練した医師と熟練していない医師が気管挿管した際の操作を動画として記録し解析する。気管挿管用マネキンを用いたシミュレーション環境下と実際の臨床現場では熟練者の操作に異なる結果が得られると予想している。また、非熟練者と熟練者の差もさらに明確になると予想している。実際の臨床現場における撮影のため、当該年度は研究環境の整備に注力した。次年度は研究計画書に沿って臨床研究を進め、データの蓄積と解析を実施し、熟練者に共通する気管挿管操作の型(フォーム)を見出す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究の臨床試験計画書が本学の生命倫理委員会にて審査中であるため、計画が遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の臨床試験計画書が本学の生命倫理委員会の審査が通れば、研究計画通りデータ収集を開始する方針である。
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