Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Outline of Annual Research Achievements |
【目的】脳保護の可能性を求めて、自己酸化還元能をもつことが証明されている、5-デアザフラビン誘導体(10-エチル-3-メチルピリミド[4,5-b]キノリン-2,4(3H,10H)-ジオン;TND1128)がミトコンドリアにおける電子伝達系介入して、エネルギー産生を高める可能性を明らかにすることを目的とした。対照薬物として、β-ニコチンアミドモノヌクレオチド(β-NMN)を用いた。【方法】24±2時間前にTND1128またはβ-NMNを皮下投与したマウスを低酸素環境下におき、行動観察実験を行った。また、その実験後の活性酸素を採血して測定した。これら薬物の脳保護効果を調べた。【結果】TND1128はコントロールと比較し、有意に低酸素環境下での行動後の活性酸素を低下させた。【考察】これは、TND1128を用いることで多周術期における多様な脳障害を回避する可能性を示唆する。今後、この可能性をさらに追求する。 謝辞)東京薬科大学名誉教授 工藤佳久先生、崇城大学薬学部特任教授 永松朝文先生
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