Project/Area Number |
22K16707
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56020:Orthopedics-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
木村 青児 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任講師 (80876897)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 足関節 / 変形性足関節症 / 多血小板血漿 |
Outline of Research at the Start |
末期変形性足関節症に対する手術療法は足関節固定術を行うのが一般的であるが、骨癒合を得るために長期ギプス固定と免荷を要することと、骨癒合が得られない偽関節の発生率が8%程度あること、が治療上の問題点である。 本研究はラット足関節固定モデルを作成し、多血小板血漿(PRP)を投与することで骨癒合促進効果が得られるかを検討する。PRP投与群とコントロール群を作成し、各群の骨癒合率を画像・組織・力学的に評価する。
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Outline of Annual Research Achievements |
ラット足関節固定モデルを先行研究を参考に作成し経時的にCTで評価した。ほぼ全例で術後3か月経過しても骨癒合は得られなかった。足関節の固定方法の変更や追加をし、経時的にCT撮影による画像的な評価と足関節固定術後2か月時点での組織学的評価を行ったが骨癒合は得られず、ラット足関節固定モデルの作成は困難であった。 ま先行研究を参考にラット足関節の内側および外側の靭帯を切離することにより、変形性足関節症モデルを作成を行う。こちらも経時的なCTによる画像評価と組織学的評価を行う。ラット変形性足関節症モデルが安定して作成できれば、多血小板血漿の軟骨変性を抑制する効果の有無を評価することを考えている。 ラット変形性足関節症モデルを作成した。外側靭帯切離モデルでは距骨下関節に、内側靭帯切離モデルでは距腿関節に、両側モデルでは距腿関節と距骨下関節に軟骨損傷が発生し、再現性は高かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ラット変形性足関節症モデルは再現性高く作成することができたが、ラット足関節固定モデルの作成は困難であったため、やや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
ラット足関節の内側および外側の靭帯を切離することにより、変形性足関節症モデルを作成を行う。こちらも経時的なCTによる画像評価と組織学的評価を行う。ラット変形性足関節症モデルが安定して作成できれば、多血小板血漿の軟骨変性を抑制する効果の有無を評価することを考えている。
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