Project/Area Number |
22K16937
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
石倉 友子 金沢医科大学, 医学部, 助教 (90769118)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 嗅覚障害 |
Outline of Research at the Start |
加齢により嗅覚が低下すること、嗅覚が認知機能に関与することが知られており、嗅覚障害の再生医療では神経栄養因子を分泌する脂肪幹細胞が着目されている。これまで研究代表者らは嗅上皮傷害マウスにおいて、脂肪幹細胞経鼻移植による嗅覚改善効果を明らかとしてきた。一方で、嗅覚障害の原因は多様であり、脂肪幹細胞経鼻移植の応用範囲を明らかとする必要がある。本研究では、加齢マウス、アルツハイマー病モデルマウスの各種嗅覚障害モデルマウスを対象とし、GFPマウス脂肪幹細胞経鼻移植による嗅覚改善効果を、嗅覚忌避行動解析と組織科学的解析により明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでにメチマゾール投与嗅上皮傷害マウスへGFPマウス脂肪幹細胞の経鼻投与することによる嗅覚再生促進効果と成熟嗅細胞の増加、GFP発現細胞の速やかな減少を報告し、また嗅細胞の分化成熟に必要とされる神経成長因子について、経鼻投与早期のマウス嗅上皮での増加とGFPマウス脂肪幹細胞調製液上清での発現増加もELISAで報告してきた。加えて脂肪幹細胞の経鼻投与群では有意差をもって成熟嗅細胞の早期増加と球状基底細胞への早期分化が確認された。脳由来神経栄養因子など嗅覚再生促進に寄与する他の因子も検討しており、因子分泌増加を狙った細胞調製条件の影響を比較検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
妊娠出産など自身の諸事情による研究施行の遅れのため
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Strategy for Future Research Activity |
嗅上皮・嗅球の嗅覚再生における因子・組織学的所見に関しての追加実験を行う予定である。また、当初の計画書のとおり鼻腔に投与した脂肪幹細胞が、嗅神経の加齢による脱落を防止できるか、あるいは脱落した嗅神経の再生が起こるかを組織学的および行動学的に確認する。
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