Project/Area Number |
22K17100
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57040:Regenerative dentistry and dental engineering-related
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
飯沼 陽平 鶴見大学, 歯学部, 非常勤講師 (60879683)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | ジルコニア / 軟組織付着 / ジルコニアの表面改質 / ジルコニアインプラント / ジルコニア表面改質 / インプラント / 軟組織 / コラーゲン / 細胞接着タンパク |
Outline of Research at the Start |
天然歯に類似したコラーゲン線維の垂直配向を目指し,ジルコニアとチタンの軟組織付着強度の比較と,軟組織付着を可能にするジルコニア表面処理について検討を行う.ジルコニアのインプラント体に対して軟組織のコラーゲン線維が垂直配向することを見出し,その表面処理法の有用性について明らかにした(Iinuma et al. Material 2020).本研究では表面処理法をさらに改善し,異なった表面粗さを付与したインプラントを製作し評価する予定である.また,偏光顕微鏡を用いコラーゲン線維の配向の観察に加え,試料を除去した際に試料に付着している軟組織を定量する事で,接着強さ測定を行う.
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Outline of Annual Research Achievements |
ジルコニアインプラントが注目され,臨床応用されているが,現在までに骨とのオッセオインテグレーションについての研究も広く報告されている.しかしながら,歯肉上皮の軟組織付着についてはほとんど検討されていない.インプラントと軟組織の付着はインプラント生存率にも関与していると考えられており,その重要性は高い.本研究では,本学で開発したラット臼歯部軟組織モデルへの埋入実験により,ジルコニアインプラントの表面処理が軟組織に及ぼす影響を検討する. インプラント周囲炎予防を目的とし軟組織付着に効果的なジルコニアインプラントを開発するため,天然歯におけるコラーゲン配向に類似した結合組織形成を誘導する表面処理法を探る.欧州で展開されているジルコニアインプラントの原料はすべて日本製であり,本研究の成果を日本発のジルコニアインプラントの臨床応用への糸口とし,製品開発につなげていきたい. 天然歯に類似したコラーゲン線維の垂直配向を目指し,2種類のジルコニアとチタンの軟組織付着強度の比較と,軟組織付着を可能にするジルコニア表面処理について検討を行う.ジルコニアのインプラント体に対して軟組織のコラーゲン線維が垂直配向することを見出し,その表面処理法の有用性について明らかにした(Iinuma et al. Material 2020).本研究では表面処理法をさらに改善し,異なった表面粗さを付与したインプラントを製作し評価する予定である.また,偏光顕微鏡を用いコラーゲン線維の配向の観察に加え,試料を除去した際に試料に付着している軟組織を定量する事で,接着強さ測定を行う. 現在ラット埋入したインプラント(セリアジルコニア3本 チタンジルコニア2本)を取り出し試料制作中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度まで歯科診療等に時間を割いていたため研究時間があまり確保できなかった. また軟組織の付着強度は骨とインプラントと比較するとかなり弱いため測定が難しい.付着強度の測定方法を検討する必要がある.
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Strategy for Future Research Activity |
今後はセリアジルコニアとチタンの軟組織繊維の配行を評価していく.またチタンに関してオペ後に実験動物の死亡により,必要な数の試料を製作できていないため追加実験を行っていく.また試料引き抜き後の軟組織の付着強度を評価していく.
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