Project/Area Number |
22K17117
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
佐藤 多美代 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (40814629)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 覚醒時ブラキシズム / 顎関節症 |
Outline of Research at the Start |
咀嚼筋や顎関節の慢性的な痛みを伴う顎関節症は、多因子疾患であると考えられている。リスク因子の一つである睡眠時ブラキシズム(SB:Sleep Bruxism)は、睡眠時ポリグラフなどの客観的評価法が確立されており、その発生機序が明らかにされつつある。一方、同じくリスク因子である覚醒時ブラキシズム(AB:Awake Bruxism)については、装置の小型化が進むまで日中の装置装着が困難であったため、SBと比較して不明な点が多い。 本研究では、咀嚼筋筋電図を用いてABを評価し、同時に測定した生体情報(心拍数、脳および咬筋の血液酸素動態)との関連を比較することで、ABの発生機序について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
咀嚼筋や顎関節の慢性的な痛みを伴う顎関節症は、多因子疾患であると考えられている。リスク因子の一つである睡眠時ブラキシズム(SB:Sleep Bruxism)は、睡眠時ポリグラフなどの客観的評価法が確立されており、その発生機序が明らかにされつつある。しかし一方、同じくリスク因子である覚醒時ブラキシズム(AB:Awake Bruxism)については、装置の小型化が進むまで日中の装置装着が困難であったため、SBと比較して不明な点が多い。 そこで本研究では、咀嚼筋筋電図を用いてABを評価し、同時に測定した生体情報(心拍数、脳および咬筋の血液酸素動態)との関連を比較することで、ABの発生機序について検討する。さらに、顎関節症症状の有無によって生体情報の変化の違いを比較・検討することで、生体情報から顎関節症の発症リスクを予測できるかを検討する。また、フィードバックとしてABの認知行動療法に応用できる生体情報があるかを検討する。 令和4年度は実験機器のセットアップと、被験者数名で予備実験を行うであったが、半導体不足の影響を受け実験機器の納入が遅れたため、予定よりスケジュールが遅れている。また、令和5年度から研究代表者の産前産後の休暇及び育児休業のため研究を中断している。研究再開後に昭和大学歯学部職員および学生を被験者として、40名からデータを収集し、AB発生直前に変化する生体情報の有無、および顎関節症状と生体情報との関連に注目してデータを分析する。結果について学会報告を行い、国際誌の投稿へ向けて論文を執筆する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
半導体不足の影響を受け実験機器の納入が遅れ、研究代表者が産前産後の休暇及び育児休業を取得し研究を中断していることによりスケジュールが遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究再開後に昭和大学歯学部職員および学生を被験者として、40名からデータを収集し、AB発生直前に変化する生体情報の有無、および顎関節症状と生体情報との関連に注目してデータを分析する。結果について学会報告を行い、国際誌の投稿へ向けて論文を執筆する。
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