Project/Area Number |
22K17178
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山本 愛 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (10646839)
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Project Period (FY) |
2022-02-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | SVF / Ge-132 / 上顎洞底挙上術 / 骨津補填材 / 繊維芽細胞 / Ge-132 / 粘膜再生 / コラーゲンスポンジ / 骨増生 |
Outline of Research at the Start |
上顎洞底挙上術は、術前・術中・術後において様々な因子に大きく左右されるため、通常のインプラント手術と比較して成功率が低い。申請者は、上顎洞底挙上術における全身的・局所的因子について大規模な臨床研究を行い、上顎洞粘膜の肥厚を惹起する鼻疾患がインプラント脱落に関連することを報告した。本研究では、細胞増殖作用、抗炎症作用、骨分化能、免疫細胞の活性化作用を有するGe-132を含有する低コストで採取制限の少ないSVFコラーゲンスポンジを作製後、ウサギの上顎洞内に設置し、骨分化能、増殖能、細胞活性を検討することにより、上顎洞底挙上術の治療期間を飛躍的に減らし、自家骨に近い効率的で画期的な骨増生材料を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
上顎洞底挙上術は、術前・術中・術後において様々な因子に大きく左右されるため、通常のインプラント手術と比較して成功率が低い。申請者は、上顎洞底挙上術における全身的・局所的因子について大規模な臨床研究を行い、上顎洞粘膜の肥厚を惹起する鼻疾患がインプラント脱落に関連することを報告した。本研究では、細胞増殖作用、抗炎症作用、骨分化能、免疫細胞の活性化作用を有するGe-132を含有する低コストで採取制限の少ないSVFコラーゲンスポンジを作製後、ウサギの上顎洞内に設置し、骨分化能、増殖能、細胞活性を検討することにより、上顎洞底挙上術の治療期間を飛躍的に減らし、自家骨に近い効率的で画期的な骨増生材料を開発することを目的としている。 本研究の実験計画として、①ウサギ由来Ge-132含有SVFを作成し、組成、分化能、増殖能、石灰化能、細胞活性等を比較検討し、②ウサギ由来Ge-132含有SVFのコラーゲンスポンジへ浸潤させ、その増殖、変化を確認し、細胞活性や増殖能の高い適切なGe-132含有SVFを浸潤させたコラーゲンスポンジ体を作成し、③ウサギの上顎洞粘膜にGe-132含有SVFコラーゲンスポンジを移植し、その形態や組織学的観察、骨再生能力を検討することを計画している。 現段階でウサギのGe-132含有SVFを作成し、組成や骨分化、石灰化、増殖能、細胞活性などを比較検討しており、Ge-132含有SVFコラーゲン体の作製も同時に行っている。Ge-132含有SVFは骨分化能や増殖能、細胞活性の高さも有意に認められた。石灰化能に関して現在実験中である。また、Ge-132含有SVFコラーゲン体を作成するための適正濃度を模索している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在、子育て中であることから、大掛かりな実験を計画的に推進することが難しく、滞っていた。
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Strategy for Future Research Activity |
分野内の研究者と協力し合いながら、実験を進める予定である。
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