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妊婦の低炭水化物食が出生後の児の発育及び思春期のメンタルヘルスに及ぼす影響の検討

Research Project

Project/Area Number 22K17365
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
Research InstitutionUniversity of Yamanashi

Principal Investigator

秋山 有佳  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (30790175)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywords低炭水化物 / 妊娠初期 / 出生後の発育 / 思春期メンタルヘルス / コホート研究 / 低炭水化物食
Outline of Research at the Start

炭水化物を制限する食事について、成人を対象とした研究では、体重減少だけでなく、疾病リスクの低減等、有効的な結果が報告されている。一方、炭水化物の摂取を制限することで脂質やたんぱく質の摂取量が増加することから、このような食生活を長期的に続けた場合の体への悪影響も危惧されているがその研究結果は一致していない。また、子どもや健康な妊婦に関する人を対象とした研究はほとんど行われていない。
そこで本研究では、既存データを用いて妊娠初期の母親の炭水化物を制限した食習慣が出生後から思春期までの児の発育およびメンタルヘルスに関連があるかを明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

近年、国内外で炭水化物を制限する食事が注目されている。成人を対象とした研究では、体重減少だけでなく、疾病リスクの低減等、有効的な結果が報告されている。一方、炭水化物の摂取を制限することで脂質やたんぱく質の摂取量が増加することから、このような食生活を長期的に続けた場合の体への悪影響も危惧されているがその研究結果は一致していない。また、子どもや健康な妊婦に関する人を対象とした研究はほとんど行われていない。
そこで本研究代表者は、先の研究(課題番号:18K17375)において、1988年に開始され現在も継続中である妊娠期から思春期に及ぶ既存の出生コホート研究のデータ(甲州プロジェクトデータ)を用い、妊娠初期の炭水化物摂取状況と児の出生体重との関連について検討した。しかし、より長期的な影響を検討する必要があり、本研究では甲州プロジェクトの既存データを用いて児の思春期までの長期的な発育及びメンタルヘルスとの関連を明らかにすることを目的とした。
本年度は、令和2年度と令和3年度のデータが整理されたため、2年間のデータを含めた既存データのデータセットを作成することとした。しかし、思春期までのリンケージ作業、および、思春期データにおいて、確認すべき事項等が再び出てきたため、作成時に時間がかかり、解析は開始したものの学会発表には至らなかった。また、全国で約10万人を対象として実施している子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)のデータを用いて、妊娠中の炭水化物摂取状況と出生後の児への影響について検討するためのデータ申請についても引き続き準備を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新たな年度のデータを追加し、追加の解析を行うこととしていたが、思春期までのリンケージにおいて、確認すべき事項等があり、確認作業に時間がかかった。また、代表研究者の他の業務との兼ね合いで、十分な時間が確保できず、学会発表や、論文執筆開始が遅れてしまった。

Strategy for Future Research Activity

3年目は、甲州プロジェクトの思春期までのデータセット(新たに整理された年度のデータを加えたもの)を完成させ、解析を進める。また、エコチル調査のデータを使用できるよう申請準備をさらに進め、許可が下り次第解析を進める。さらに、本来予定している研究結果の論文化や、思春期までの発育状況、およびメンタルヘルスの状況についての解析を進める。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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