Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
加齢によるプロテアソーム機能の低下はヒトを含む多くの動物種で観察されており、老化に加え、心疾患、神経変性疾患、代謝疾患等の病態形成に関与すると考えられている。研究代表者が所属していた研究室では、プロテアソーム機能低下を示すマウスモデルを独自に作製し、本マウスに老化の表現型を示すこと、環境因子の負荷によって老化関連疾患に類似した病態を示すことを明らかにしてきた。本研究ではプロテアソームと酸化ストレスに着目し、プロテアソームやストレス応答の異常と老化関連疾患、特に糖尿病やメタボリック症候群における病態を明らかにし、予防並びに治療法とそれに付随する看護支援方法を開発する。