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透析患者における末梢再灌流圧と褥瘡危険因子との関連

Research Project

Project/Area Number 22K17446
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
Research InstitutionShonan Kamakura University of Medical Sciences

Principal Investigator

新井 龍  湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 准教授 (20432304)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Keywords基礎看護学 / 褥瘡 / 皮膚灌流圧(SPP)
Outline of Research at the Start

既存の褥瘡リスクアセスメント・スケールでは、スコアが同点数であっても褥瘡が発生する可能性は患者の状態によって異なるため、より的確な危険因子の評価が求められている。よって、本研究では、透析患者の褥瘡危険因子として循環に関する項目を評価することを目的とする。本研究を行うことにより、透析患者の褥瘡発生の危険因子をより的確に評価することができるようになり、褥瘡の発生防止につながれば患者の身体・心理・社会的負担を軽減できる。
本研究は、維持透析治療中の患者が定期的に測定している末梢再灌流圧(SPP)等の循環機能の評価と褥瘡リスクアセスメント・スケールの得点を縦断的に調査し、その関連を分析する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、既存の褥瘡リスクアセスメント・スケールでは、スコアが同点数であっても褥瘡が発生する可能性は患者の状態によって異なるため、より的確かつ客観的な危険因子を探索することを目的としている。そのため、維持透析治療中の患者が通常検査として計測している皮膚灌流圧(SPP)、血圧、血液検査値(RBC、Hb、Ht、TP、Alb、LDH、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、BUN、Cre)、血管造影や血管脈波検査(ABI)、頚動脈エコー、脈波伝播速度検査(baPWV)の循環機能の評価と褥瘡リスクアセスメント・スケールの得点を比較し、縦断調査する。褥瘡リスクアセスメント・スケールを客観的指標で明確にすることは、臨床の看護師たちが自信を持てないなか実施してきた主観的判断項目(皮膚色など)から、客観的指標を増やすことができ、看護師たちの自信を持ったケアにつなげることができると考える。
本研究実施計画は、有床クリニックに入院中の維持透析中かつ褥瘡ハイリスク患者を対象とし、患者のリクルートを令和6年12月までの期間縦断的に調査し、基礎疾患の有無、褥瘡リスクアセスメント・スケールの点数と循環機能検査結果(SPP、ABI、baPWV)の相関関係、褥瘡発生の有無、褥瘡リスクの高低でそれぞれ2群に分け、循環機能検査値を変数として2群間比較し、統計学的に分析する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

現在、筆者所属の研究倫理審査委員会から承認(承認番号019)を得て、1施設より研究協力の同意を得た段階まで進められている。
しかし、患者の研究参加の同意については、施設の新型コロナ感染症対策を遵守しつつ、対面にて研究の協力依頼・協力の同意を得ようとしていた。しかし、感染症対策のため入院制限・面会制限が現在もかかっている状況であり、研究参加の説明を実施できないため予定より遅れている。

Strategy for Future Research Activity

今後、新規研究協力施設の依頼の継続を行うとともに、研究対象者の条件の拡大を図る予定である。研究対象者の条件の拡大は、外来通院している透析患者や、人工透析を行っていないが皮膚灌流圧(SPP)を測定している腎不全患者も検討する。外来通院患者を対象とする場合、同意を取る方法をオプトアウトに変更するため、倫理委員会への書類修正も行う予定である。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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