Project/Area Number |
22K17477
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
野口 貴史 獨協医科大学, 看護学部, 准教授 (50736494)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | クリティカルケア / 視線計測 / アイ・トラッキング / 観察 / 救急医療 / 視線解析 |
Outline of Research at the Start |
突然の発症により様々な医療機器や複数のドレーン・カテーテル類が挿入された重症患者を観察する救急領域の看護師には、知識だけでなく経験を通じて培われた観察力が必要である。 本研究の目的は、救命救急センターに入室する重症患者の観察を行う看護師を対象に主要な看護実践場面毎に視線計測を行い、経験年数に応じた特徴的な観察を明らかにすることである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、救命救急センターに入室する重症患者の観察を行う看護師を対象に主要な看護実践場面毎に視線計測を行い、経験年数に応じた特徴的な観察を明らかにすることである。方法としては、①受け持ち開始時の観察、②体位変換、③口腔ケア時において救命救急センターに従事する看護師を対象に視線計測機器を装着し、それぞれの観察の特徴を①から③の看護実践場面毎に解析を行う予定である。 2年目である2023年度は、主にデータの収集を行った。データ収集は、収集する時期による影響を最低限とするために、2022年度のデータ収集時期と合わせて10月から3月に実施した。データ収集は、視線計測を行う対象者および視線計測の対象となる患者(もしくはその家族)の同意が得られた者同士が一致した場合にのみ実施している。さらに、計測データの収集にあたっては、測定機器を介した感染拡大を留意して、計測を行う対象者は1日に1例としている。2023年度は、対象となる新卒看護師が想定より少ない状況にあったが、以上の制限がある中で計18名の対象者の計測データが得られた。 また、2024年度から実施する解析に向けて、同様の研究を実施した経験のある研究者との意見交換を行った。 2024年度は、継続して視線計測データを収取すると共に本解析を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初は、視線計測を行う対象者および視線計測の対象となる患者(もしくはその家族)の同意が得られた者同士が一致した場合にのみデータを収集するという制限から、予定よりも遅れが生じた。その後は、順調にデータ収集が行えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は継続して①受け持ち開始時の観察、②体位変換、③口腔ケアの3つの場面において視線計測データの収集を行う予定である。特に新卒看護師については、毎年度の入職者数が5~8名程度であることから、目標数に至らない可能性がある。2024年度以降は解析を開始するが、並行してデータ収集を行う。
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