Project/Area Number |
22K17490
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
|
Research Institution | Aichi Prefectural University (2023) The University of Tokushima (2022) |
Principal Investigator |
近藤 彩 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (20721921)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
|
Keywords | メンタルヘルス / 育児 / 父親 / 不安 / 抑うつ |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、「育児をする父親のメンタルヘルス測定尺度(MSCF)」の臨床的有用性の検証を行うことである。具体的には、①父親のメンタルヘルスが良好であるか否かのカットオフ値を理論的根拠に基づき設定する、②MSCFを用いて、父親の心理状態の特徴を捉え、支援の必要な時期と内容の検討を行う。 MSCFの活用により、父親の育児に伴う不安や抑うつ傾向の早期発見・予防に繋がる。看護職者にとっては、父親のワークライフバランスの実現に向けての助言・指導に貢献できると考える。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「育児をする父親のメンタルヘルス測定尺度(MSCF)」の臨床的有用性の検証を行うことである。具体的には、①父親のメンタルヘルスが良好であるか否かのカットオフ値を理論的根拠に基づき設定する、②MSCFを用いて、父親の心理状態の特徴を捉え、支援の必要な時期と内容の検討を行う。 MSCFは、父親の生活全般を捉えたうえで父親のメンタルヘルスを測定するという特徴があり、育児に関連する父親のメンタルヘルスの状態をスクリーニングすることができる。10分程度で回答できる実用性が高い尺度であるため、乳幼児健康診査等での使用が期待でき、面接等を併用することでより多面的かつ総合的にアセスメントすることが可能になる尺度である。MSCFの活用により、父親の育児に伴う不安や抑うつ傾向の早期発見・予防に繋がる。看護職者にとっては、父親のワークライフバランスの実現に向けての助言・指導に貢献できると考えている。 昨年度(1年目)は、調査①を実施した。MSCFのカットオフ値を理論的根拠に基づき設定するために必要な信頼性のある尺度の選定、当該尺度の使用許可手続きなどを終えた。所属機関の倫理審査委員会の承認も得られ、調査を進めた。 本年度(2年目)は、昨年度から引き続き、調査施設を拡大し調査①を実施した。保育園・こども園などの合計7施設の協力を得て、小学校就学前までの子どもを持つ父親を対象に調査を実施した。現在、結果の分析中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査施設の拡大に伴う手続きに時間を要したため、研究計画に遅れが生じた。
|
Strategy for Future Research Activity |
現在、結果の分析中である。その後、結果を取りまとめ、成果の発表を行う予定である。
|