Project/Area Number |
22K17492
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
齋藤 真希 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 講師 (60803757)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 異文化 / 出産 / 外国人 / 日本人 |
Outline of Research at the Start |
異文化下で出産しようとすると、自国での当たり前がそこでは当たり前でないと気づく。では、自分の文化での当たり前が通じない状況に直面して、女性はどのように対処しているのだろうか。 外国人への医療に関するこれまでの研究は、特定の文化的背景を持つ集団を対象にその集団の特殊性(個別性)の把握にとどまっているのが現状である。しかし、この研究手法を続けていても多様な背景を持つ外国人を把握し尽くすには程遠く、外国人に対する効果的な看護ケアを検討するにも限界がある。 そこで、本研究では対象の背景を特定の文化に限局せず、「異文化で出産する」という共通性に着目して「異文化での出産への対処」の理論化を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は「異文化下での出産にどのように対処しているのか」を理論化することである。第Ⅰ段階では日本で出産した外国人女性の「異文化下での出産への対処」について、第Ⅱ段階ではアメリカ合衆国で出産した日本人女性の「異文化での出産への対処」について探求し、統合するものである。 本年度は、第Ⅰ段階で研究対象となる日本で出産した外国人に対して、リクルートやデータ収集方法を効率的にできるよう調整する意図も含めて、日本にいる外国人を取り巻く環境について調査し実情の把握に努めた。コロナ禍の影響がありつつも研究遂行が可能となるよう、具体的に研究計画を修正し、研究環境の検討および調整を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響もあり準備が整わず、当初の予定より遅れてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
実質的にデータ収集が開始できるように研究倫理審査委員会への計画書を提出し、承認が得られ次第、第Ⅰ段階のデータ収集および分析を開始する。
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