Project/Area Number |
22K17508
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
南 唯公 (中西唯公) 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50582110)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | 若年女性 / 隠れロコモ / セルフチェックツール / 女性 / セルフチェック |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、若年女性が“隠れロコモ”に気づき、予防行動につなげるためのセルフチェックツールの開発である。方法として隠れロコモと関連する項目を探索し、セルフチェックツールを作成し、若年女性隠れロコモ発見のためのセルフチェックツールの普及・啓発を行う。 コロナ禍である現代社会状況を鑑みると従来の健康教室のように集合しての健康チェックは難しいため、特別な測定用具や場所・時間・費用を使うことなく、セルフチェックできることは、若年女性の“隠れロコモ”を早期発見し、健康寿命の延伸に寄与することができ、我が国が目指す生涯現役社会の実現に貢献することができる。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年、日本女性の健康問題としてロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)が挙げられるが、その原因として筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下した状態のサルコペニアである“隠れロコモ”の発生は、高齢者だけでなく幅広い年齢で懸念される。しかし、現在、我が国のロコモ対策は高齢者が中心であり、ロコモの測定や判定方法は高齢者のスクリーニングを目的としたものであり、若年女性の“隠れロコモ”を発見するには適していない。また、若年女性の“隠れロコモ”を発見する機会は皆無であり、ロコモについての知識・理解不足に加え、症状がないため危機感もなく、自身の課題として捉えていない可能性が高い。若年女性が“隠れロコモ”に気づき、高齢期を迎える前からロコモ予防に取り組むことが必要であり、そのためには特別な測定用具や場所・時間・費用を使わず、セルフチェックできるツールの開発が急務である。 本研究の目的は、若年女性が“隠れロコモ”に気づき、予防行動につなげるためのセルフチェックツールの開発である。 そのため、研究期間を3年間と設定し、①隠れロコモと関連する項目を探索し、セルフチェックツールを作成する②作成したセルフチェックツールの妥当性を検証し、修正・改善を行う③若年女性隠れロコモ発見のためのセルフチェックツールの普及・啓発を行うの3つの研究目標を設定している。 2022年度は研究目標①を達成するため、20歳以上40歳未満の若年女性約200名を対象にロコモチェック、体力測定等隠れロコモに関する項目の測定や質問紙調査を実施し、関連項目を検討する計画であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は当該研究以外に分担者となる科学研究費による研究が採択され、それらの研究に従事することとなり、本研究遂行のための時間を確保することができなかった。 中でも分担者となっている基盤B研究は、過去から継続した研究であるため、研究協力施設との調整により、2022年度に大規模な測定調査を行うこととなり、実務者としての調整・測定等に携わり、当該研究に着手する時間を確保することができなかった。 しかし、共通したキーワードを持つ研究でもあるため、本研究の測定項目の検討などの示唆を得ることができ、本研究にとっても生かせる結果となった。 2022年度は当該研究の測定実施などにおける情報収集・準備にとどまったため、進捗状況としては「遅れている」と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、研究目標①を達成するため、当初2022年度に計画していた20歳以上40歳未満の若年女性約200名を対象にロコモチェック、体力測定等隠れロコモに関する項目の測定や質問紙調査を実施し、関連項目を検討する予定である。 当初の計画では、「体組成の計測」においては、InBody470を使用し、体重、体脂肪量、筋肉量を測定する。「筋力測定」については、測定機器を用いて握力、背筋力、足把持力、下肢内外伸展力を測定する。「ロコモチェック」については、日本整形外科学会が推奨する立ち上がりテスト、2STEPテスト、ロコモ25を測定する。「サルコペニアチェック」については、10m歩行テスト、30秒間椅子立ち上がりテスト(CS-30)、「フレイルチェック」については指輪っかテスト(ふくらはぎの周囲径)を行う。また、「体力測定」については新体力テストを参考にし、上体起こし(筋持久力)、長座体前屈(柔軟性)を行う。さらに「質問紙調査」として、SARC-F(サルコペニアスクリーニングツール)、運動器問診票、身体活動量(世界標準化身体活動質問票:GPAQ)、栄養摂取量(簡易型自記式食事歴法質問票:BDHQ)等を使用したアンケート調査を行う計画をしていたが、2022年度に別の研究で得た示唆を元に限られた時間で測定できるよう項目の再検討から着手する予定である。
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