Project/Area Number |
22K17617
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
高橋 容子 順天堂大学, 保健医療学部, 助教 (20845622)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | リハビリテーション / 神経生理学 / 歩行 / 脳卒中 / ニューロリハビリテーション / 理学療法 / バイオマーカー / 脳卒中患者 / ニューロモデュレーション / 脊髄神経経路 |
Outline of Research at the Start |
脳卒中後の歩行再建に向けたニューロリハビリテーションは未確立である。本研究では、脳卒中後の歩行再建の治療指標となる「神経学的なバイオマーカー」の開発に向け、歩行中の足の運動制御に関わる脊髄神経経路である「脊髄相反性抑制」に着目した。今まで検討してきた安静時やトレッドミル歩行中に加え、平地歩行中の脊髄相反性抑制の状態を明らかにすることによって、歩行ニューロリハビリテーションの神経学的バイオマーカー確立の基盤を構築する。本研究で明らかになる脳卒中後の歩行障害の神経学的メカニズムの基盤知見により、将来的には、重度麻痺患者の歩行回復を可能とする新しい歩行ニューロリハビリテーションの開発が促進される。
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Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中後の歩行再建に向けたニューロリハビリテーションは未確立である。本研究では、脳卒中後の歩行再建の治療指標となる「神経学的なバイオマーカー」の開発に向け、歩行中の足の運動制御に関わる脊髄神経経路である「脊髄相反性抑制」に着目した。今まで検討してきた安静時やトレッドミル歩行中に加え、平地歩行中の脊髄相反性抑制の状態を明らかにすることによって、歩行ニューロリハビリテーションの神経学的バイオマーカー確立の基盤を構築する。脳卒中後の歩行障害の神経学的メカニズムの基盤知見をもとに、将来的には、重度麻痺患者の歩行回復を可能とする新しい歩行ニューロリハビリテーションを開発することを目的に研究を開始している。 2023年度は、前年度に取得した脳卒中患者の歩行中の脊髄相反性抑制データについて、解析・検討を行い、論文投稿準備を進めた。さらに、平地歩行中の脊髄相反性抑制評価システムの構築を前年度より継続して進め、健常者2名での平地歩行中の脊髄相反性抑制評価を実施した。追加システムとして、平地でのステッピング動作中の評価システムも開発を進めた。次年度も継続してデータ収集を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平地歩行での脊髄相反性抑制の評価システム開発が、前年度より進展しているため。健常者でのデータ計測を開始できており、次年度はさらなるデータ収集を予定しており、計画は順調に推移している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在概ね順調に進展しているため、引き続き実験を継続していく。今年度は、平地歩行での脊髄神経経路評価に加え、ステッピング動作中での脊髄神経経路評価システムも開発しているため、様々な重症度・歩行能力の脳卒中患者を想定した測定システムの構築も進めて行く。
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