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バランストレーニングにおけるセルフコントロールの効果とそのメカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 22K17726
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 59020:Sports sciences-related
Research InstitutionMejiro University

Principal Investigator

秋月 千典  目白大学, 保健医療学部, 専任講師 (00748957)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywordsバランストレーニング / 運動学習 / 内発的動機づけ / セルフコントロール / 情報処理
Outline of Research at the Start

練習条件や練習環境の一部を学習者自身が調整(セルフコントロール)することで、運動学習が促進されることが明らかにされている。しかし、先行研究で使用される運動課題や実験条件が多様であることから、そのメカニズムについては統一した見解が得られていない。
そこで本研究では、リハビリテーション領域とスポーツ領域に共通して重要度の高いトレーニングであるバランストレーニングに焦点を当て、異なる要素のセルフコントロールがバランストレーニングの効果に与える影響の検証を行う。さらに、バランストレーニングにおいてセルフコントロールが効果を発揮するメカニズムの解明を試みる。

Outline of Annual Research Achievements

本研究課題の目的は、学習者が練習条件や練習環境の一部を自己調整する練習方法(セルフコントロール)の効果と、その効果を発現させるメカニズムを内発的動機づけと情報処理の面から解明することである。
2022年度までの研究成果で、フィードバックタイミングのセルフコントロールが、運動学習を促進させることを明らかにし、その背景メカニズムとして、セルフコントロールによって学習者の内発的動機づけが高められることによる効果を確認した。2023年度は、バランストレーニングにおいて課題難易度をセルフコントロールすることについての効果検証を行った。実験に使用したバランス課題は、不安定板上での姿勢保持とし、対象者には可能な限り不安定な板が床面と平行になるように姿勢を保持するように求めた。対象者は、練習時の課題難易度を自己調節するセルフコントロール群と、予め定められた課題難易度で練習する対照群に無作為に振り分けられ、それぞれの条件でバランストレーニングを実施した。バランストレーニングの効果を判定するために、練習前にプレテスト、練習終了24時間後に保持テストを実施した。その結果、課題難易度を自己調節することによって、バランストレーニングの効果が引き上げられることが確認され、課題難易度がセルフコントロールの対象として有効であることが明らかとなった。
以上の結果から、フィードバックタイミング及び課題難易度のセルフコントロールは、トレーニング効果を高めることが明らかにされた。今後は、セルフコントロールがトレーニング効果を高めるメカニズムについて詳細に検証していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究は概ね当初の計画通りに進めることができている。しかし、これまでに得られた研究成果を発表することができていない点が課題として挙げられる。

Strategy for Future Research Activity

これまでの研究成果によって、練習条件を対象としたセルフコントロールが有効であることが確認できた。そのため、今後はその効果が発現するメカニズムについて詳細な検証を行う予定である。また、これまでの研究成果を論文として発表するための作業も並行して進めていく。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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