Project/Area Number |
22K17748
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59030:Physical education, and physical and health education-related
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
奈良 隆章 筑波大学, 体育系, 助教 (10598890)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | ライフスキル / 大学生 / 体育授業 / 教育効果 / 教育改善 / 授業設計 / 大学教養体育授業 / ADDIEモデル |
Outline of Research at the Start |
本研究では,わが国の大学体育に共通した教育目標として位置づけられる「学生のライフスキル獲得」を促す大学体育授業プログラムの開発を目的とする.はじめに【課題1】各種目担当教員の授業分析を行う.続いて【課題2】各種目でライフスキル獲得を意図した授業の設計を行い,【課題3】設計した授業を実践し,受講生のライフスキル獲得をはじめとする教育効果について検討する.また,【課題4】学生に対して受講後のインタビューを行い,受講を通したライフスキル獲得要因について検討を深める.さらに,【課題5】教育効果検証の結果と教育実践記録を活用して,授業の再設計を行う.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では,わが国の大学体育に共通した教育目標として位置づけられる「学生のライフスキル獲得」を促す大学体育授業プログラムの開発を目的としている.具体的には,授業分析(課題1),授業設計(課題2),授業実践(課題3),教育効果検証(課題4),授業再設計(課題5)を行い,ADDIEモデル(中島編,2016)のサイクルに基づいて,効果的な授業プログラムの構築を目指すものである. 研究2年目となる2023年度では,5つの研究課題の内,主として課題2に取り組み,複数の大学体育授業において,大学体育実技授業内でライフスキル獲得に寄与するとされる経験(島本・石井,2007)に着目した教育改善を行った.具体的には,課題1を通じて明らかとなった各種目の特徴を踏まえ,ライフスキル獲得に寄与するとされる経験の促進を意図した授業の設計を進めた.また,教育改善を通じて洗練された授業の実践(課題3)についても行い,各授業の受講生を対象に,①受講前後のライフスキル(島本・石井,2006),②授業内での経験(島本・石井,2007),③学生の感じた当該授業の教育効果(西田ほか, 2016)を調査した. 課題3の授業実践を通じて取得したデータについては,課題1で取得した教育改善前のデータと比較する予定であり,次年度の研究課題として設定している「学生のライフスキル獲得を促す大学体育授業の教育効果検証」を本格的に実施するための準備を整えた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
交付申請書に記載した研究実施計画と照合すると,研究2年目に予定していた「ライフスキル獲得を促す大学体育授業の設計」に加えて,研究3年目に予定していた「設計した授業の実践」を前倒しで実施することができたため、おおむね順調に研究を進められたと言える.したがって,進捗状況を「おおむね順調に進展している」とした.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度に実施した授業設計(課題2)と授業実践(課題3)に続き,次年度の主たる研究課題として設定している「学生のライフスキル獲得を促す大学体育授業の教育効果検証」を進める.交付申請書に記載した研究実施計画では,2024年度中に授業実践および教育効果検証を完了させる計画としていたが,2023年度に「授業実践」を前倒しにして実施することができたため,教育改善前の授業との比較を通じた教育効果をより詳細に検証することとする.
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