Project/Area Number |
22K17780
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | The University of Nagano |
Principal Investigator |
新保 みさ 長野県立大学, 健康発達学部, 講師 (90827247)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | オンライン / ICT / 特定保健指導 / 初回面談 / 栄養教育 |
Outline of Research at the Start |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、特定保健指導においてもオンライン化が急速に進んだ。しかし,直接対面しないオンラインでどのような指導が効果的かは分かっていない。そこで,本研究の目的は特定保健指導におけるオンラインを活用した栄養教育の効果を高める要因を検討することとした。本研究では,研究1でオンラインの指導を行っている管理栄養士や保健指導対象者に質的な調査を行い,研究2で保健指導対象者に量的な質問紙調査と健診データの解析を行う予定である。さらに,研究成果をまとめた研修会の実施を計画している。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、特定保健指導におけるオンラインを活用した栄養教育の効果を高める要因を検討することである。この目的に基づき、令和4年度は研究実施計画通り、研究1を実施し、研究2の準備を進めた。 研究1では特定保健指導の初回面談においてオンラインを活用している管理栄養士を対象にWEB調査とインタビュー調査を行った。WEB調査は自由記述形式で、インタビュー調査は半構造化インタビューで、オンラインを活用した初回面談におけるメリットやデメリット、工夫点などをたずねた。WEB調査は78名、インタビュー調査は6名から回答が得られた。WEB調査とインタビュー調査の回答をあわせて分析した結果、オンラインを活用した初回面談における工夫点は7つのカテゴリーに分けられ、非言語的コミュニケーション(身振り手振りを大きくするなど)、準言語的コミュニケーション(はっきりと話すなど)、言語的コミュニケーション(話をよく聞くなど)、指導内容(丁寧な説明を心掛けるなど)、接続(音声や画面表示を確認するなど)、ツール(画面共有を活用するなど)、環境(部屋の明るさに気を付けるなど)であった。物理的な設備や環境を整えた上で、コミュニケーションの工夫を行うことがオンラインを活用した初回面談の質向上に重要であることが示唆された。 研究2の準備として、研究1の結果からオンラインを活用した初回面談の効果を高める要因と考えられる項目を検討した。さらに、研究協力者と、検討した項目を含めた量的な調査の手続き等の確認を行った。令和5年度に研究2を実施できる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年度は研究実施計画通り、研究1を実施し、研究2の準備を進めることができたため。研究1の解析は未完成ではあるものの、令和5年度にさらなる検討を行い、学会発表や論文化を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は、研究1の分析のさらなる検討と、学会発表や論文化のほか、研究2の実施を行う。研究2では、特定保健指導の対象者に対して、オンラインを活用した初回面談実施後にWEB調査を行う。WEB調査では、初回面談の満足度等とオンラインを活用した初回面談の効果を高める要因と考えられる項目についてたずね、その関連を分析する。 令和6年度には、オンラインを活用した初回面談の効果を高める要因と考えられる項目と令和5年度と令和6年度の特定健康診査の結果との関連についても分析し、オンラインを活用した初回面談の効果を高める要因が特定保健指導の効果と関連するかを検討する。さらに、研究3として、研究1および2の成果をまとめた冊子を作成し、研修会を実施する予定である。研究2で2年分の特定健康診査の結果との関連をみるため、データの収集に時間がかかることが予想される。その影響で研究3の実施に問題が生じた場合は、冊子の作成や研修会の計画までにとどめるなどの対応策を行う。
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