Exploratory Research on Play and Communities on Video Streaming Platforms
Project/Area Number |
22K18155
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 90020:Library and information science, humanistic and social informatics-related
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
ROTH Martin 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (80867143)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | プラットフォーム / 実況動画 / カテゴリー化 / ユーチューブ / デジタルゲームコミュニティ / 遊び / あつ森 / デジタル・ヒューマニティーズ / 言語圏間比較 / デジタルプレイ / 動画配信プラットフォーム / 共同体 / ゲーム |
Outline of Research at the Start |
遊びは、既存の枠組みに規定・制御されながらも、固定化されない逸脱的な側面を持つ行為として、デジタル化した社会・文化において重要である。本研究はその重要性を理解するために1遊びと日常生活との融合、2遊びの動画配信プラットフォームでの展開、3遊びがプラットフォームにおける共同体形成で果たす機能を問う。動画配信プラットフォームYouTubeで人気ゲーム『あつまれどうぶつの森』(任天堂2020)に関して日英韓中国語圏で共有される動画を対象に、各言語での動画を巡る遊びと共同体形成の関係を特定・比較し、デジタルプラットフォームでの遊びのための新たな分析方法を提案することを研究目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、論文集掲載予定の論文を執筆(2024年度中出版予定)し、ケーススタディであった『集まれどうぶつの森に関する研究』をまとめた。また、次のケースとして『ストリートファイター6』と『ゼルダの伝説TotK』を選択し、定期的にユーチューブからのデータを収集し始めた。そのうえで、研究チームと一緒に収集したデータを整理し、動画のカテゴリーを開発し、分類化を進めた。以下の通り学会の発表を行ってきた。 Roth, Martin. 2023a. “Playing with Animal Crossing: A Data-Based Analysis of Regional and Transregional Practices in the Japanese, Korean and Chinese YouTube Space.” University of Seville, Spain. 2023b. “Domestic and Transnational Play Cultures on YouTube. The Case of Animal Crossing: New Horizon.” In Replaying Japan 2023. Zokei University (Nagoya). また、以下のワークショップを開催した:ゲームスタディーズのフロンティア3(立命館大学、2023年12月8日)、ゲームスタディーズのフロンティア4(立命館大学、2024年1月19日) 合わせて数回の研究会・ワークショップにおいて研究内容について報告をした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
カテゴリー化を丁寧に進めた結果、想定以上に時間がかかった。また、データ分析において、当初予定していた協力者が、雇用不可となったことが原因で、ソフトウェア開発がまだ公開できる性能に至っていない。2024年度中にこれらの課題を解決する見込みがある。
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Strategy for Future Research Activity |
上記の課題を解決しつつ、カテゴリー化に関する論文を執筆し、データ分析を進め結果を論文化する予定。合わせて、ソフトウェアチェーンを公開する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)