Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
中分子・高分子医薬品の多くは、静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与など注射剤として用いられる。頻繁な注射は患者にとって大きな負担であり、これら医薬品の経口投与による消化管吸収や鼻腔・肺での経粘膜吸収による非注射剤化は重要な研究課題である。そこで本研究では、微生物由来のポリカチオンイソペプチド(PIECE)とアニオンポリマー(AP)を用いて調製したインスリンの抱合体が消化管吸収されるか実証するとともに、本抱合法が他の生理活性ペプチドにも適用できるか検証する。