Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
接ぎ木は2種類の植物を茎部で切断し、それぞれの切断部位を接ぐことで一つの個体のように生育し、片側の植物の形質をもう一方の植物に付与する農業技術であるが、接ぎ木成立の機構には不明な点が多い。多くの植物は同じ科の植物間で接ぎ木するが、ナス科タバコ属植物は異種・異科・異属の植物間での接ぎ木が可能である(異科接ぎ木と呼称)。本研究ではタバコがもつ異科接ぎ木能力を分子レベルで解明する。