Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
世界の人口増加に伴い、高品質な食品に加え、医薬品、サプリメント、ワクチンなど需要も増大し、これらを持続的に供給するシステムが必要になると予測される。しかしながら、生物工場による物質生産は一般的にコストが高く、産業化されているものは限られている。本研究では、多産でライフサイクルの短いカタクチイワシを利用し、ゲノム編集によるノックイン法により、魚卵に有用物質を蓄積させ、これを餌とすることで養殖魚に機能性や高付加価値を付与する。本研究期間ではマダイイリドウイルスに対する「魚卵ワクチン」を生産して免疫付与の 効果を検証する。