Project/Area Number |
22K20185
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0108:Sociology and related fields
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
田尻 絵里 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教 (10961948)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 体脂肪率 / 隠れ肥満 / 耐糖能障害 / 脂肪肝 / 食事摂取量 / やせ願望 / 食行動異常 / MAFLD |
Outline of Research at the Start |
近年,非肥満でありながらも体脂肪率が高い状態である隠れ肥満や脂肪肝が耐糖能に影響するといった報告があり,2020年には,脂肪肝と代謝異常を合わせた代謝異常関連脂肪性肝疾患(MAFLD)という新しい概念が提唱されている。これらの異常には,食習慣や身体活動量も関連していると考えられる。本研究は,非肥満若年女性における耐糖能障害に関連する体組成や食習慣・身体活動量との関連性を検討することで,MAFLDのリスク因子を解明することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は2022年度からの測定に引き続き、対象者39名に対して測定を実施した。具体的な測定内容としては、Inbody 770による体組成の評価、75g経口ブドウ糖負荷試験による耐糖能の評価、BDHQによる食事摂取量の評価、加速度計を用いた身体活動量の評価、自記式質問票を用いた食行動や体系認識、やせ願望の評価、血液検査等を行った。これまでに、2022年度から合計99名の対象者に対して測定を行った。統計解析については、99名のデータを元に、体脂肪率の中央値で2群に分け、測定項目の群間比較を行った。データ解析に関しては、耐糖能や肝脂肪に着目し、体脂肪率との関連性を検討した。研究結果は、その成果をまとめ、国内にて学会発表を行った。研究を遂行しながら、論文執筆も進めている状況である。また、2024年度も測定を行うため、倫理審査書類の延長申請や対象者のリクルートを行った。 さらに、2024年度には、2023年度までの結果を学会にて発表する予定である。2024年度までに合計150名程度の対象者に対して測定を実施する予定である。データが揃った際には、データ解析を行い、耐糖能の観点から、体脂肪率のカットオフ値の算出まで行う予定である。さらに、研究結果について学会発表や論文執筆を行い、最終的には国際誌へ投稿予定である。 現在は対象者をリクルート中であるが、目標人数を達成できる見込みである。測定の準備についてはすでに整っているため、当初の計画通り研究を遂行する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、100名弱の対象者に対して測定を実施済みである。データ解析を進めるうちに、体脂肪率のカットオフの算出のため追加で対象者をリクルートしさらに測定を進める予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度には、2023年度までの結果を学会にて発表する予定である。2024年度までに合計150名程度の対象者に対して測定を実施する予定である。データが揃った際には、データ解析を行い、耐糖能の観点から、体脂肪率のカットオフ値の算出まで行う予定である。さらに、研究結果について学会発表や論文執筆を行い、最終的には国際誌へ投稿予定である。 現在は対象者をリクルート中であるが、目標人数を達成できる見込みである。測定の準備についてはすでに整っているため、当初の計画通り研究を遂行する予定である。
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