• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

父親と母親の「食」に関する家事・育児の協同の要因および幼児の食事・食行動への影響

Research Project

Project/Area Number 22K20199
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section 0108:Sociology and related fields
Research InstitutionThe University of Nagano

Principal Investigator

吉井 瑛美  長野県立大学, 健康発達学部, 助教 (80965046)

Project Period (FY) 2022-08-31 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywordsfeeding coparenting / 食に関する協同育児 / 養育者 / 幼児 / 食生活 / 食行動 / 食に関する家事 / 協同 / 父親 / 母親 / 食事づくり経験 / 就労環境 / 認知 / 夫婦 / 家事・育児 / 男女共同参画
Outline of Research at the Start

父親と母親が共に幼児の「食」に対して責任を持ち、「食」に関する家事・育児に協同で取り組むことは、幼児への健康的な食事の提供や幼児の健康的な食行動の形成につながると期待される。本研究では、インタビュー調査と質問紙調査を実施し、幼児をもつ父親と母親の「食」に関する家事・育児の協同の 1. 実態、2. 要因、3. 幼児の食事・食行動への影響を明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、幼児をもつ父親と母親の「食」に関する家事・育児の協同の 1. 実態、2. 要因、3. 幼児の食事・食行動への影響を明らかにすることを目的としている。
令和5年度は、幼児の養育者間の食に関する協同育児(feeding coparenting)による養育者の食のかかわり、幼児の食事、偏食、食事の楽しさへの影響を検討することを目的に、長野市内の保育園4園の3~5歳クラスの園児409名の子育てに最も関わる養育者と2番目に関わる養育者を対象に自記式質問紙調査を実施した。子育てに最も関わる養育者195名と2番目に関わる養育者167名から不備のない回答を得た。子育てに最も関わる養育者のデータを解析した結果、養育のパートナーと食に関する育児の「価値観の共有」を行っている者は、幼児に健康な食事を与えるセルフ・エフィカシーが高く、健康な食事を促す子どもとのかかわり、食事中の子どもとの楽しい会話を行っており、幼児は食事を楽しいと感じていた。養育のパートナーの双方が食に関する育児に「積極的な関与」を行っている場合も、セルフ・エフィカシーが高く、健康な食事を促す子どもとのかかわりを行っていた。これより、養育のパートナー間の食に関する協同育児は、望ましい食のかかわりや幼児の食事の楽しさを促進することが示唆された。一方で子育てに最も関わる養育者において食に関する「単独育児」を行っている者も、健康な食事を促すかかわりを行っており、幼児の偏食の程度が低かった。「単独育児」の項目ごとに検討する等、対象者の特徴を詳細に検討する予定である。
また令和4年度に実施した父親の食に関する家事・育児への参画要因に関する論文2編の投稿を進めた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

令和5年度は夫婦へのオンライン調査を実施する予定であったが、ペアデータを取得するにあたり、オンライン調査ではなく保育所の園児の養育者各家庭2名への質問紙調査に変更したため遅れが生じた。調査は令和6年2月に完了したため、令和6年度に結果のまとめを行う。

Strategy for Future Research Activity

令和6年度は、園児の養育者に実施した調査を用いて、食に関する協同育児を行うことによる養育者の食のかかわり、幼児の偏食、食事の楽しさへの影響に関する結果について学会発表および論文発表を行う。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 幼児をもつ父親の食に関する家事参画と態度および勤務形態の関連2023

    • Author(s)
      吉井瑛美、新保みさ
    • Organizer
      第70回日本栄養改善学会学術総会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] 幼児をもつ父親の現在の食に関する家事参画に関連する過去の食事づくり等の経験2023

    • Author(s)
      吉井瑛美、新保みさ
    • Organizer
      第31回日本健康教育学会学術大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-09-01   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi