Exploring the Potential of English Language Learning as Empowerment for Women from Rural High Schools: Perspectives on Educational Disparities
Project/Area Number |
22K20287
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
:Education and related fields
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
早崎 綾 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (60961662)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 日本人英語学習者 / 言語学習者心理 / ライフストーリー / 複線径路・等至性アプローチ / 再帰性 / 質的研究 / 教育格差 / ジェンダー / 英語教育 / 地域格差 / reflexivity / 複線径路等至性アプローチ |
Outline of Research at the Start |
本研究は、教育機会の地域・ジェンダー格差に着目し、地方高校出身女性の人生径路における英語学習の役割とエンパワメントの可能性を探索することを目的とする。主な研究参加者は、過去に英語でのプロジェクト型学習に参加した地方高校出身女性である。データ収集・分析には主に複線径路・等至性アプローチを用い、申請者自身が対象地域の出身女性として参加者とアイデンティティを共有し共同構築していく。従来の量的研究では明らかにならなかった当事者視点での学習経験の回顧的意味づけを理解し、教室での英語学習を超えた個人の人生をより有機的に結ぶ研究・実践の提案をめざす。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、教育機会の地域格差とジェンダー格差に着目し、地方高校出身女性の人生径路における英語学習の役割とエンパワメントの可能性を探索することである。具体的には、日本の地方女性の人生・キャリア発達における英語学習の役割をテーマにライフストーリーインタビューを行う。本研究は、四年制大学進学率が全国最下位水準である鹿児島県出身の女性を対象とし、以下3つの研究に分けて行う。 研究①鹿児島市内公立高校での英語PBL経験者のキャリア選択過程 研究②鹿児島県内地方私立高校英語コース卒業生の多様な進路選択過程 研究③鹿児島県内地方出身女性である研究者自身の意識変容過程 データ収集・分析には、主に複線径路・等至性アプローチを用いる。本研究では、研究者自身が対象地域の出身女性として参加者とアイデンティティを共有し共同構築していく。萌芽的な質的研究の手法を用いて、 従来の量的研究では明らかにならなかった当事者視点での学習経験の回顧的意味づけを理解し、英語学習と教室を超えた個人の人生をより有機的に結ぶ研究・実践の提案をめざす。また、研究者の再帰性について考察する上でとりわけ感情の複雑性やアイデンティティの交差性に着目し、近年の外国語学習者や教師をめぐる感情研究やアイデンティティ研究との接続もめざしていく。2023年度は研究①・②のインタビュー参加者の多くへのアクセスが困難であったことから、主に研究者自身の内省を中心とする研究③に焦点を当て、オートエスノグラフィーを通して特に研究者の再帰性やポジショナリティをめぐる課題について取り組む方向に切り替えることとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー参加者の事情等によりデータ収集が困難な状況に陥った。
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Strategy for Future Research Activity |
上述の通り、2023年度はインタビュー参加者の多くへのアクセスが困難であったことから、主に研究者自身の内省を中心とする研究③に焦点を当て、オートエスノグラフィーを通して特に研究者の再帰性やポジショナリティをめぐる課題について取り組む方向に切り替えることとした。 これまでの成果をふまえ、2024年度はあらためて研究①・②のデータ収集・分析を継続していく。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)