Project/Area Number |
22K20815
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0901:Oncology and related fields
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
梅川 元之 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00961070)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 良性脳腫瘍 / 定位放射線治療 / 遺伝子解析 / 治療反応性予測モデル / 予後因子 |
Outline of Research at the Start |
良性脳腫瘍に対する治療は手術と定位放射線治療が中核をなすが、中には再発を繰り返して神経機能を侵し続け、生命をも脅かす治療抵抗群が存在する。治療最適化のためにはこれらを抽出する治療反応性予測モデルの確立は喫緊の課題である。本研究では、手術および定位放射線治療「ガンマナイフ」双方で治療された良性脳腫瘍検体を対象に、ゲノム解析手法を用いてDNA等の分子生物学的背景を明らかにし、予後予測因子を同定する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の進捗はやや遅れて進行しており、現時点では対象とした髄膜腫検体についてexome解析作業が終了した。前年および当該年度における成果については解析中であり、予後予測モデルとともに発表予定である。実際には、61検体でWhole exome panel sequenceが収容しており、実際の臨床データと照合中である。NF2,AKT1,POLR2A,KLF4,TRAF7,SMO,SMARCA4,SMARCE1,TERTといったpathogenic mutationだけでなく、copy number alterationについても解析を行った。 また髄膜腫の亜型である異型髄膜腫に関してのガンマナイフを用いた定位放射線手術の予後規定因子を病理学的側面から解明し、論文発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
検体の提出および解析結果の検討に想定よりも時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、現在解析中である腫瘍exome解析結果の解釈を行い、その結果を統合して遺伝子解析に伴う放射線治療後の進展形式の解析を行う。これに加えてRNA解析、エピゲノムのメチル化解析、プロテアソーム解析の追加を行い、解釈の追加を行う。
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