Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
共働き世帯数の増加する中、妊娠・出産後も就労を継続する割合は増加傾向にある。妊娠中の著しい体型変化により、姿勢の変化で腰痛、重心や歩行の変化などが報告され、妊娠中に就労を継続する妊婦には身体的負荷がかかっている。妊娠・出産を機に退職する出産退職の割合は依然高く、就労中の妊婦のサポートが必要である。本研究は、①妊娠中期と妊娠後期のそれぞれの就労中に身体的負荷がかかる動作の特定、②その動作時の身体寸法の変化量の計測、③その動作時の動きの変化量の計測を行い、妊娠期の就労女性にかかる身体的負荷を軽減するマタニティウエアの設計に役立てることを目的とする。最終的にマタニティウエアの設計の指針を提案する。