Project/Area Number |
22K21231
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0909:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition |
Principal Investigator |
濱田 有香 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 栄養・代謝研究部, 特任研究員 (50853553)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 消化吸収率 / 摂食速度 / 咀嚼回数 / 食事時間 |
Outline of Research at the Start |
摂食速度と体型は関連し、その機序として、摂食速度が食欲や消化、代謝に影響を及ぼすことが解明されている。しかし、消化吸収率については、摂食速度と体型との関係をもたらす機序として、矛盾した結果が得られており、咀嚼により消化吸収率が変化する食品をゆっくりよく噛んで食べると、消化吸収率は増大する。一般的な食事においても、摂食速度が消化吸収率に影響を及ぼすか否かは不明である。そこで、本研究では、一般的な食事を異なる速度で摂取した際の消化吸収率に及ぼす影響を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
摂食速度と体型は関連し、その機序として、摂食速度が食欲に影響を及ぼすこと、同一の食事であっても、摂食速度が消化や代謝に影響を及ぼすことが明らかになっている。摂食速度と体型との関係をもたらす機序を解明するためには、エネルギーバランスの観点から、消化吸収率についても検討することが必要である。先行研究では、咀嚼により消化吸収率が変化する食品(ナッツ類など)をゆっくりよく噛んで食べると、糞便のエネルギー量が減少する、つまり、消化吸収率が増大することが報告されている。一般的な食事においても、摂食速度が消化吸収率に影響を及ぼすか否かは不明である。 本研究課題の目的は、一般的な食事を異なる速度で摂取した際の消化吸収率に及ぼす影響を明らかにすることである。本研究課題を解決するため、①ボンブ熱量計を用いて、摂取する一般的な食事および排泄物(尿、糞便)のエネルギー量を測定し、これらのエネルギー量から消化吸収率を算出する、②安定同位体呼気試験にて消化吸収速度を評価し、消化吸収率との関係について検討する。 2023年度は、まず、研究実施体制を整え、本研究課題の研究倫理審査申請を行った。本研究課題の研究倫理審査申請が承認された後、実験準備を開始した。現在は、実験を開始し、研究対象者のリクルートおよびデータ取得を行っている。 今後は、引き続き、データ取得を行い、データ取得後、データ分析や解析を行う予定である。 データ分析や解析が終わり次第、研究成果を学会や論文等で発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度から2023年度にかけて、本研究課題を実施する研究施設が移転し、研究実施体制を整えるのに時間を要してしまったため。その結果、研究倫理審査申請が遅れ、研究開始が遅れてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、データ取得のため、研究対象者をリクルートし、実験を開始している。2024年度までに、データ取得を終える予定である。データ分析や解析を進め、それが終わり次第、研究成果を学会や論文等で発表する予定である。
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