Project/Area Number |
22KF0033
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Project/Area Number (Other) |
22F22080 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 42010:Animal production science-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
北澤 春樹 東北大学, 農学研究科, 教授 (10204885)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SAHA SUDEB 東北大学, 農学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ブタ / イムノバイオティクス / 乳酸桿菌 / 抗病性 / 健全育成 / イムノジェニクス |
Outline of Research at the Start |
本研究は、これまでのイムノバイオティクスに関する研究を基礎として、畜産領域におけるバイオインフォマティクスおよびメタアナリシス研究を発展的に融合させ、「イムノバイオゲノミクス」による抗病性イムノバイオティクスの詳細な分子免疫機構解明を行い、家畜健全育成技術の向上を目指す。本研究により、「イムノバイオゲノミクス」分野が発展し、家畜対応型の抗病性イムノバイオティクスの分子免疫調節機構の 詳細解明が飛躍的に進み、薬のみに頼らない家畜の健全育成から安全な畜産食品の持続的生産に貢献することができる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、これまでのイムノバイオティクスに関する研究を基礎として、畜産領域におけるバイオインフォマティクスおよびメタアナリシス研究を発展的に融合させ、「イムノバイオゲノミクス」による抗病性イムノバイオティクスの詳細な分子免疫機構解明を行い、家畜健全育成技術の向上を目指す。本年度は以下の研究成果が得られた。1)抗病性に関わる候補活性因子(イムノジェニクス)について、ノックアウト株の作成に成功した。2)1)で作成したノックアウト株について、表現系の解析を行い、野生株との比較からイムノジェニクスの機能につて推定することができた。具体的には、小腸上皮細胞における接着性やマクロファージ貪食性や、抗ウイルス性免疫機能の発現に影響するものと考えられた。 3) 子豚における野生株の投与試験により、腸内細菌の制御や抗病性免疫調節の機能が見出され、イムノジェニクスの機能性が大いに期待された。2年度に渡るインビトロからインビボに至る研究により、ブタ由来イムノバイオティクスの抗病性免疫調節機能とその活性因子の一端について解明され、薬のみに頼らない家畜の健全育成技術の飛躍的向上に向けたイムノバイオティクスの発展的利用性が大いに期待される。
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