Urban railway passenger manners and their development in post-war and contemporary Tokyo
Project/Area Number |
22KF0127
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Project/Area Number (Other) |
22F22774 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 08010:Sociology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中村 尚史 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60262086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SCHIMKOWSKY CHRISTOPH 東京大学, 社会科学研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2024: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2023: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2022: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 社会学 / 人類学 / 歴史学 / 都市鉄道 / 公共交通 / マナー / 道徳 / 日常生活 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、人類学と歴史学のアプローチを融合させ、20世紀の東京の都市鉄道網における乗客マナーの形成を追跡するものである。電車通勤は、世界中の大都市における社会経済生活の運営に不可欠である。特に東京では、電車通勤が都市体験を規定している。米国の人類学者フィッシュ氏の言葉を借りれば、「東京に住むということは、電車網の上で、電車によって暮らすということ」である。日本の都市生活の組織における鉄道の中心性にかかわらず、乗客の行動に影響を及ぼしている社会的規範に関する解説は少ない。本研究は、現代の乗客マナーの起源を学際的なアプローチによって説明することで、この見落としに対処するものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
フェローシップの最初の数ヶ月で大きな進歩を遂げました。 資料調査の面では、東京の公共交通機関の発達や乗客の行動に関する歴史的な資料を業界誌などを収集したことが大きな成果です。 これらの資料の整理に加え、分析にも着手し、日本の首都における都市交通の経験の歴史だけでなく、交通事業者の視点についても重要な知見を得ることができました。このテーマに関する日本語の文献にも目を通し、日本の公共交通と都市のモビリティについてより深く理解することができました。これは、こちらの分析のための重要な基礎となるものです。また首都圏の都市鉄道利用者へのインタビューも実施しました。1~2時間にわたる徹底したインタビューは、東京の都市鉄道システムにおける現代の乗客の経験について洞察を得ることができ、上述の歴史的視点と対をなすものです。2年間のフェローシップ期間中に、この2つの視点を結びつけることが本研究の一つの重要な目標です。 さらに現在、複数の国際共同出版プロジェクトに携わっていますが、これらもJSPS任期中に結実することが期待されています。 これら進行中の特集号や編集巻への私の貢献は、JSPSのフェローシップ期間中に収集したデータに大きく基づくものです。 最後に、フェローシップの最初の数ヶ月の間に、公共交通や鉄道史の分野で日本の専門家とのつながりを築いたことは重要な成果でした。これらは今後の資料調査やアドバイスを受ける際に不可欠なものです。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
(都市)鉄道の歴史に関する日本語の重要な文献にも目を通して、先行研究に理解を深めました。データ収集も順調に進んでいます。公共交通機関での体験について、乗客と10回の綿密なインタビューを行いました。さらに、国会図書館などのアーカイブで乗客のエチケットというトピックに関連する多くの業界文書を入手し、分析しました。また、関連する分野の研究をしている何人かの日本人研究者と連絡を取り、会うことができました。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、乗客へのインタビューだけでなく、アーカイブ調査も続けていく予定です。これからの数ヶ月は、特に日本における顧客サービスの概念の社会文化史と、鉄道会社におけるそのような概念の導入に焦点を当てる予定です。 また、現在、複数の共同研究プロジェクト(特集号への寄稿など)に取り組んでおり、そのいくつかは来年中に結実する予定です。最後に、今年中にいくつかのワークショップやカンファレンスで、進行中の研究を発表する予定です (EAJS、 T2Mなど)。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)