Moduli stacks: curves, stable reduction and arithmetic
Project/Area Number |
22KF0205
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Project/Area Number (Other) |
22F22015 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 11010:Algebra-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
玉川 安騎男 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00243105)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
PHILIP SEVERIN 京都大学, 数理解析研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2024: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2022: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 代数学 / 数論 / 数論幾何学 / アーベル多様体 / 安定還元 / 代数曲線 / モジュライスタック / 国際研究者交流 フランス |
Outline of Research at the Start |
本研究は2つの大きな研究目的を持つ。第1は準安定還元を与える体の数論の研究であり、より具体的な目標は、数体上のアーベル多様体に対し、準安定還元を与えるようなガロア拡大の最小次数を決定することである。第2は織田の問題と対称性を持つ曲線の研究であり、より具体的な目標は、双曲的曲線のモジュライ空間の中で与えられた有限群に関する対称性を持つ曲線のなす部分空間を考え、この文脈で織田の問題や伊原の問題を定式化し、解決を目指すことである。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究実施計画の実行のため、研究代表者(受入研究者)、研究分担者(外国人特別研究員)、研究代表者・研究分担者所属部局の研究員Benjamin Collas氏の3名によるセミナーと研究分担者、Collas氏の2名によるセミナーを交互に定期的に行い、研究の目的(A)準安定還元を与える体の数論の研究と(B)織田の問題と対称性を持つ曲線の研究に関する研究打合せ・研究討論を重点的に行った。
当初の研究実施計画では、本年度は目的(A)についての研究を主に行う予定であったが、実際には目的(B)に関する計画が爆発的に進展したため、研究分担者とCollas氏が中心となって、こちらの研究を主に行った。具体的な研究実績としては、まず、目標(O.2.a)についてはほぼ達成することができた:非負整数g,rと巡回群Gに対し、M_{g,r}(G)を、(g,r)型双曲的曲線のモジュライ空間M_{g,r}の中でG対称性を持つ曲線のなす部分空間とする。M_{g,r}(G)の各既約成分に対し、曲線のG商を考えることにより、別のM_{g',r'}への射が生じる。この射を用いてM_{g,r}とM_{g',r'}の普遍モノドロミー表現や伊原塔を比較し、この文脈で織田の問題を定式化して解決する。また、目標(O.2.b)の前半部分についても達成することができた:伊原の問題「山=天」の相対版をM_{g,r}(G)の文脈で定式化する。
現在は、以上の結果をまとめた論文(研究分担者とCollas氏の共著論文となる予定)の第一稿が完成し、(研究代表者も含めた3名で)推敲をしている最中で、並行して、目的(A)の研究の準備を開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究代表者、研究分担者およびCollas氏の間の緊密な共同研究活動をによって、研究の目的(A)の目標(2.0.a)のほぼ全部と目標(2.0.b)の前半部分を達成し、既に論文の第一稿も完成しているという研究進捗状況は、当初の予想をはるかに超えるものである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画は予想以上に順調に進展しており、基本的にはこのまま進めていけばよいと考えている。研究目的に沿って新しい研究結果を得ることはもちろん、成果の整理・発表についても大きな力を入れたい。本研究計画は2つの研究目的(A)と(B)を中核としているが、今後も2つの研究目的のバランスに留意するとともに、2つの研究の相互作用をいかすという視点にも立って、さらに研究を推進していきたいと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)