Improving metal hydrides to diversify energy storage and transportation
Project/Area Number |
22KF0307
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Project/Area Number (Other) |
22F22739 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 外国 |
Review Section |
Basic Section 26010:Metallic material properties-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
安田 和弘 九州大学, 工学研究院, 教授 (80253491)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAN XIN FU 九州大学, 工学研究院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2023: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 水素吸蔵合金 / Ti合金 / 「その場」実験 / 環境型透過電子顕微鏡法 / シンクロトロン放射光 / Ti水素化物 / エネルギー貯蔵 / 水素貯蔵 / 水素 / 金属水素化物 / 透過電子顕微鏡 / XAFS |
Outline of Research at the Start |
水素供給技術の関連する工学技術の発展は、将来の水素社会の実現のために必要不可欠である。MgおよびNa基水素化物の水素吸収と放出過程を種々の実験および理論計算法を組み合わせた相補的な研究から進め、水素化物の微細構造安定性と相安定性を原子レベルで理解することを目的とする研究を遂行する。特に超高圧電子顕微鏡による厚い試料観察を通して水素化物の相変化過程を「その場」観察するとともに、水素ガス環境下での「その場」観察実験により水素化物の微細構造安定性と相変化過程に関する基礎的知見を得ることを試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
水素供給技術に関わる工学技術の発展は、将来の水素社会の実現のために必要不可欠である。本研究ではチタン水素化物の水素吸収ならびに放出過程を先進透過電子顕微鏡法と放射光分光による「その場」実験により追求し、Ti水素吸蔵合金の相変化過程を原子レベルで明らかにすることを目的とした。具体的には、昇温過程における1)環境型透過電子顕微鏡を用いた水素環境下「その場」観察実験、2)「その場」放射光分光法によるX線吸収端スペクトルおよびX線回折スペクトルの取得並びに解析を行った。 項目1)については、Ar雰囲気中での300 ℃までの昇温に伴ってTiH2ナノ粒子はδ-TiH2単結晶粒子へと変化した。更なる600 ℃までの昇温に伴って水素の放出が生じ、TiH2試料はδ-およびβ―TiHxを経て、最終的にα-Tiへと相変化した。次に水素ガス雰囲気中で450 ℃まで冷却すると水素吸収が観察され、水素化物を形成した。以上のように、ガス雰囲気中での昇温ならびに冷却過程の「その場」観察実験に成功し、微細組織ならびに結晶鋼構造に関する情報を得た。 項目2)については、昇温過程でTi K吸収端の吸収スペクトルを取得した。出発物質であるTiH2中のTiはおよそ300 ℃までは酸化状態である+2価を示したが、441 ℃以上の温度においてTiHxへと還元され、554 ℃以上の温度で金属Tiを示すスペクトルの特徴が現れ始め、ほぼ0の価数状態を示した。同様に粉末試料を用いた「その場」昇温X線回折実験を実施し、TiH2を示す回折パターンは、δ-TiH2からβ-Tiおよびα-Tiへと変化し、これらは透過電子顕微鏡観察から得た結果と同じ傾向を示した。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)