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Elucidation of anhydrobiosis in Triops longicaudatus.

Research Project

Project/Area Number 22KF0392
Project/Area Number (Other) 22F22089 (2022)
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeMulti-year Fund (2023)
Single-year Grants (2022)
Section外国
Review Section Basic Section 39050:Insect science-related
Research InstitutionNational Agriculture and Food Research Organization

Principal Investigator

黄川田 隆洋 (2023)  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, グループ長 (60414900)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) BELOTT CLINTON  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 外国人特別研究員
Host Researcher 黄川田 隆洋 (2022)  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 主席研究員 (60414900)
Foreign Research Fellow BELOTT CLINTON  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 外国人特別研究員
Project Period (FY) 2023-03-08 – 2024-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords乾燥耐性 / ゲノム / 培養細胞
Outline of Research at the Start

クマムシ、ネムリユスリカ、線虫、ワムシ、甲殻類などに認められる乾眠は、その分子生理学的メカニズムに不明な点がまだ多くある。乾眠の種特異性と種間共通性の理解は、乾眠現象を分子レベルで体系的に理解する上で、必須である。これまでの研究から、糖などの適合溶質と、天然変性タンパク質が乾眠に重要である事が分かりつつある。本研究は、カブトエビのシストの乾眠に着目することで、ARIDという天然変性タンパク質が乾眠にもたらす分子生理学的貢献度を明らかにする。その情報を取得する基盤技術確立のために、カブトエビのシスト特異的なトランスクリプトーム解析と、乾眠可能なカブトエビ由来培養細胞の樹立を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

この研究目的は、アメリカカブトエビの高品質なゲノム配列データを取得し、この種の乾燥耐性に寄与すると思われる遺伝子を同定することであった。その結果、私たちはアメリカカブトエビについてこれまでで最も完全なゲノムを取得し、バイオインフォマティクスを用いて、ブラインシュリンプの乾燥耐性と照らし合わせながら、この種の乾燥耐性の進化について洞察を得ることができた。さらに、アメリカカブトエビの乾燥耐性に重要な役割を果たす可能性のある新規候補タンパク質も同定した。同定された候補タンパク質がアメリカカブトエビの乾燥耐性に関与していることを確認するためには、細胞モデルを用いたさらなる研究が必要であるが、今回の共同研究は大きな成功を収めた。アセンブルされたゲノムは、染色体を代表するほぼ6つの完全なコンティグと、ミトコンドリアゲノムを代表する1つの独立した円形コンティグで構成された。これは現在発表されているカブトエビ(近縁種)の核型データとよく一致しており、カブトエビは6本の染色体を有していた。このアセンブリのBUSCOスコアは97.63%(Complete)および99.21%(Complete+Partial)であり、このアセンブリはカブトエビゲノムのアセンブリとしてはこれまでで最も完全であることが示唆された。アメリカカブトエビのゲノムは、新規遺伝子を同定するための信頼性の高いアノテーションがなされ、今後アメリカカブトエビの乾眠を研究するためのいくつかのエキサイティングな道が開かれることが期待される。

Report

(2 results)
  • 2023 Annual Research Report
  • 2022 Annual Research Report

URL: 

Published: 2022-04-28   Modified: 2024-12-25  

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