マルチオミクス解析を用いた歯周病の「褐色脂肪ネットワーク」への影響の全容解明
Project/Area Number |
22KJ1205
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Project/Area Number (Other) |
22J14797 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
畑佐 将宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 歯周病 / 脂肪 |
Outline of Research at the Start |
日本の肥満者(body mass index 25以上)の割合は約30%であり、米国(70%)に比べると、半分以下にとどまる。しかしながら、日本人は異所性脂肪蓄積が起こりやすいことが知られており、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の頻度は欧米に匹敵する。そのため、異所性脂肪蓄積を予防することは、国民の健康を寄与することが使命の医療にとって重要な課題である。本研究においては、脂肪・筋肉・肝臓の臓器間とそれをつなぐ血液のマクロなネットワークの両方を統合的に解析することにより、歯周病と脂肪ネットワークの全容解明を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
実験計画を進めたが、想定されていた結果が出ずに、実験モデルマウスの変更を余儀なくされた。 当初の予定では、 P. gingivalis (10 cells/100μL) を静脈内投与し、褐色脂肪を採取し、M1マクロファージの浸潤を認めたタイムポイントにて行う予定であったが、72時間後まで3時間毎に解析を進めたがM1マクロファージの浸潤を認めることはできなかった。それと同時に、血中の遊離脂肪酸濃度の測定を行ったが、こちらにおいても有意な差を認めることができなかった。そのため、現在、P. gingivalis の週3回の複数回投与モデル(普通食)および週3回の複数回投与モデル(高脂肪食負荷)の検討を行っている。現在、普通食モデルマウスの投与後2週間後に、有意な体重差を認めることを見出した。投与2週間後の血中の脂質動態を確認したところ、TGの有意な減少を認めた。また、高脂肪食負荷モデルにおいても投与後2週間後に、有意な体重差を認めることを見出したが、血中の脂質動態に有意な変動を認めなった。高脂肪食の負荷の影響が強く、P. gingivalis の影響を判断するには不向きであると判断し、普通食モデルマウスでの検討に絞り、現在継続して研究を進めている。今回の研究においては、マウスとヒトの脂質動態が肝臓の影響により大きく異なっている可能性および高脂肪食による肝臓の異常が大きく出ることが示唆されており、今後の検討課題とされる。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)