Project/Area Number |
22KJ1911
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Project/Area Number (Other) |
22J15849 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 60040:Computer system-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
QIN ZHAOXING 京都大学, 情報学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2023: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 有機薄膜トランジスタ / フレキシブルエレクトロニクス / ロジック回路 / プロセッサ |
Outline of Research at the Start |
本研究では、フレキシブルな有機センサーが取得する信号をその場で処理できるロバスト性が高い有機プロセッサの実現を目指す。柔軟な基板上に低コストの印刷プロセス等により製造できる有機トランジスタを活用して、使い捨てが可能なスマートラベルをに用いることができる有機プロセッサを設計する。システム上で予め保存した命令に従ってセンサーからの出力信号を処理、メモリに保存し簡単な演算をしてから、IOデバイスに送信する機能を達成する。
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Outline of Annual Research Achievements |
有機トランジスタ(OTFT)は柔軟な基板上に印刷プロセス等により製造できることから、フレキシブルセンサー等への応用が期待される。しかし、センサーの信号処理や制御回路については 、従来のシリコン回路に依存していて、OTFTの柔軟性や軽量性を損なわない問題が存在する。本研究では、フレキシブルな有機センサーが取得する信号をその場で処理できるロバスト性が高い有機プロセッサの実現を目指す。具体的には有機トランジスタの特性に適したロバストな回路方式とアーキテクチャのの実装の検討を行う。 ロバストなロジック回路に関してはパストランジスタロジック(PTL)に基づくロジック回路の構築を検討した。PTLではトランジスタ数を減らし、主に強いp型有機トランジスタを使うため、動作安定性の向上と回路面積の節約につながる。研究の実施状況としては,デジタル回路で最もよく使われる加算器を例にとってPTL回路を試作し回路動作の検証を行なった。 アーキテクチャに関してはPTLに基づく軽量なone instruction set computer(OISC)プロセッサを検討した。OISCは、一つの命令で全ての演算が行うアーキテクチャで、システム構造が非常にシンプルで、有機トランジスタの実装に適していると考えている。同時にシンプルでありながら、チューリング完全で任意の演算を実行することが可能である。PTL全加算器を含むOISCプロセッサの内部回路の動作はテストチップの測定によって確認されて、有機OISCプロセッサの実行可能性を示している。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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