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ブーヘンヴァルト強制収容所の過去と戦後ドイツの歴史認識:囚人たちの経験分析から

Research Project

Project/Area Number 22KJ2437
Project/Area Number (Other) 22J11811 (2022)
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeMulti-year Fund (2023)
Single-year Grants (2022)
Section国内
Review Section Basic Section 03040:History of Europe and America-related
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

平田 哲也  九州大学, 人文科学府, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2023-03-08 – 2024-03-31
Project Status Declined (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2023: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords西洋史 / ドイツ / 強制収容所 / 東ドイツ / 語り / 歴史認識
Outline of Research at the Start

本研究では、ブーヘンヴァルト強制収容所の設立・運用を他の強制収容所との比較・関係の視座から解明するとともに、1945年以降、ソ連占領地域(SBZ)ドイツおよび東ドイツ(ドイツ民主共和国)において、ブーヘンヴァルト強制収容所の元囚人たちが「反ファシスト」としての「主体性」を構築していく過程に注目しながら、強制収容所の当事者がどのように東ドイツの歴史認識に影響を与えたのかを、西側占領地区ドイツないし西ドイツとの比較・関係の視座から明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

令和4年度における研究は、当初の計画に基づいて、主要な研究対象のブーヘンヴァルト強制収容所の他に、ザクセンハウゼン強制収容所や、西ドイツに位置するダッハウ強制収容所、ノイエンガメ強制収容所などに注目し、複数の強制収容所を比較することで、戦中・戦後におけるブーヘンヴァルト強制収容所の位置づけとその構造を把握することに主眼を置いた。さらに、それらの収容所における囚人たちの経験が戦後ドイツ史に何をもたらしたかを考察し、論文としてまとめることが今年度の目標だった。
複数の強制収容所を調査するために、国内で入手できる史資料の収集にあたった。特に、一橋大学附属図書館にてザクセンハウゼン強制収容所に関する史資料の調査をおこない、ザクセンハウゼンに収容されていた元囚人の証言や東ドイツにおけるザクセンハウゼンを記念した演説原稿などの史料を入手することができた。
これらの成果をもとにして、論文「戦後ドイツにおけるナチ被害者団体による歴史認識の構築―強制収容所の経験にもとづく歴史実践―」を執筆した。本論文は、ブーヘンヴァルト強制収容所の位置付けを他の強制収容所との比較で考察しながら、戦後、強制収容所の元囚人たちが自らの収容所の経験を、記念式典などを通して歴史として実践していったのかということを考察した。
しかし、査読の結果、分析の方法論が十分に整理されていないという指摘を受け、書き直しを要求された。この再提出期限までに十分な書き直しを行うことができず論文取り下げとなってしまった。

Research Progress Status

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2022 Annual Research Report

URL: 

Published: 2022-04-28   Modified: 2024-03-26  

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