職場におけるピア効果の分析―人事データと健康データを組み合わせた研究―
Project/Area Number |
22KJ2931
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Project/Area Number (Other) |
22J12445 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 07050:Public economics and labor economics-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
川太 悠史 早稲田大学, 政治経済学術院, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2023: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ピア効果 / 健康経営 / 福利厚生 / 人事経済学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、実在する企業の人事データ・健康データを用いて、「同じ職場の社員の間で、特定のアウトカムにおけるピア効果がどれほど生じているか」を明らかにする。このようなピア効果に着目した分析を実施し、企業が健康投資の主体となる「健康経営」が効率的であるか、評価をすることを本研究は目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
この研究の目的は、実在する企業の人事データ・健康データを利用して、「同じ職場の社員の間で、特定のアウトカムにおけるピア効果がどれほど生じているか」を明らかにすることである。2024年度には、国内学会で1回、海外学会で1回研究成果を発表した。また、自身が発表する学会以外にも複数の研究会に参加し、多くの研究者や実務家からアドバイスをいただいた。アドバイスの内容を反映し、先行研究との比較を行うためにやや時間を要する見通しであるが、初年度に実施した「個人の属性」と「福利厚生カフェテリアプランの利用」との間の関係性の分析をもとに、2024年中にはディスカッションペーパーとして成果を発表する予定である。
また、本研究の過程で得た着想から派生した関連研究が共同研究として複数展開している。このうちの一つは、2024年4月にディスカッションペーパーとして公開した。この関連研究についても、企業内のピア効果の理解を深める上での貢献が見込まれる。研究から得られたインプリケーションをとりまとめ、さらなる研究の方向性についても検討を進めている。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)