A life course approach to explore the social determinants of noncommunicable diseases risks in rural Vietnam
Project/Area Number |
22KJ3162
|
Project/Area Number (Other) |
21J01171 (2021-2022)
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2021-2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 80010:Area studies-related
|
Research Institution | National Center for Global Health and Medicine |
Principal Investigator |
矢澤 亜季 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 臨床研究センター 疫学予防研究部, 特別研究員(PD)
|
Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | ソーシャル・キャピタル / 幼少期の逆境体験 / 低中所得国 / ベトナム / 心血管疾患 / ソーシャルキャピタル |
Outline of Research at the Start |
本研究では、40から59歳のベトナムカインホア省の住民約3000人に対して質問紙調査(人口学的属性・罹患歴・生活習慣・抑うつなど)、生体計測、血液検査を行い、当地における非感染性疾患のリスク要因を探求する。具体的には、社会・地域における人々の信頼関係や結びつきのあり方であるソーシャルキャピタルに着目し、その多寡と非感染性疾患との関連を明らかにする。また、1976年の建国に至るまで、長く戦争の影響を受けてきたベトナムにおいて、幼少期の逆境環境を詳細に調査し、それがどの程度成人期の健康に影響を及ぼしているのか、ソーシャルキャピタルとの関連も含めて検討する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ベトナム農村部における非感染性疾患のリスク要因を探究することを目的に、研究A:ベトナム農村部におけるソーシャルキャピタルと肥満・高血圧・糖尿病・抑うつの関連を明らかにする、研究B:幼少期の逆境環境がどの程度成人期のソーシャルキャピタルを介して健康を決定するか明らかにするという2つのテーマを設定している。2019~20年にベトナム南部で実施したカインホア心血管疾患コホート研究(KHCS)のベースラインデータを用いて、以下の横断研究を実施した。 1.ベトナムにおいて消費量の高い緑茶と糖尿病のリスク指標との関連を検討した。その結果、予想に反して緑茶の消費量が高い人で糖尿病のリスクが高いという知見が得られた。この結果は、特に低・中所得国農村部において、緑茶消費と健康との関連性を理解する上で、背景情報を考慮した研究の必要性を示唆するものであり、The British Journal of Nutrition誌に掲載された(共著)。 2.ソーシャル・キャピタルとBMI、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームとの関連を検討した。その結果、認知的ソーシャル・キャピタルが高い群で過体重+肥満、メタボリックシンドロームが少ない傾向が観察された。現在論文化を進めている。 研究Bに関しても分析を完了した。現在第2回調査を終了し、縦断研究とすることができたので、そのデータも併せて論文化することとした。
|
Report
(3 results)
Research Products
(31 results)