Project/Area Number |
22KJ3226
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Project/Area Number (Other) |
22J10007 (2022)
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Multi-year Fund (2023) Single-year Grants (2022) |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 38040:Bioorganic chemistry-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤田 健太郎 大阪大学, 薬学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2023-03-08 – 2024-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ウリ科作物 / X線結晶構造解析 / 構造生物学 / 長距離輸送 |
Outline of Research at the Start |
ウリ科作物は、土壌中に残留していた残留性有機汚染物質 (POPs) を地上部に蓄積する。これには、ウリ科作物ズッキーニから同定されたタンパク質であるMajor latex-like protein (MLP) が関与する。MLPは土壌中のPOPsと根で結合し、結合した状態で導管へ移行する。その結果、POPsは地上部に輸送され、蓄積する。本研究では、MLPとPOPsの結合における構造基盤を解明する。そして、POPsに対する結合親和性が低下するように構造改変したMLPを植物体内に発現させ、POPs蓄積能を評価する。これにより、ウリ科作物におけるPOPs汚染の低減化を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
ウリ科作物は、有機汚染物質を果実や葉などの地上部に高濃度に蓄積する。これは、ズッキーニから同定されたタンパク質であるmajor latex-like protein (MLP) が深く関与する。MLPは、有機汚染物質と根で結合した後、導管を介して有機汚染物質を地上部に輸送する。本研究は、ウリ科作物における有機汚染物質の輸送因子であるMLPの機能制御により、有機汚染物質の蓄積抑制を目的とした。 今年度は、MLPと有機汚染物質の相互作用部位の同定を行った。第一 に、X線結晶構造解析により、MLPと有機汚染物質の相互作用部位を選抜した。MLPの結晶化の際に、有機汚染物質を加えて共結晶を作製し、X線を照射した。有機汚染物質の電子密度から、MLPにおける有機汚染物質との相互作用部位を選抜した。第二に、相互作用部位を別のアミノ酸に変異させた変異MLPを作製し、変異MLPと有機汚染物質の結合親和性をin vitroで評価した。結合親和性が大きく変化した変異部位を、有機汚染物質と相互作用するアミノ酸として同定した。その結果、複数のアミノ酸の同定に至った。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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