Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
本研究は、様々なタイプの大規模な言語コーパスを用いて、言語の変化・変種・変異という3つの観点から構文(constructions)を考察することで、理想化・平準化された言語知識ではなく、言語使用から創発する非均質的な言語知識のありようを分析するための理論と方法論を精緻化する。この目的を達成するため、「人間が持つ言語知識のありようを構文の観点から明らかにするための理論と方法論を精緻化する」という基課題を発展させ、「言語使用から創発する言語知識のありよう」を社会的な慣習と認知能力の反映という2つの観点から解明するための2つの研究プロジェクトを展開する。