Research Project
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
本研究は、日本で研究蓄積が少ない、富裕層の国境を越えて子どもに教育を受けさせる現象(教育移住)をテーマとし、「東南アジアへ教育移住する日本人家族が置かれている移住基盤・教育制度がポストコロナ時代にどのように変容しているか」を問う。申請者は、移住基盤についてシンガポール国立大学のLeng-Leng Thang准教授と教育移住を促進する産業と制度の構造について研究する。また、教育制度についてはシンガポール経営大学のAlwyn Lim准教授と東京大学のHiro Saito准教授とシンガポールの教育政策と当地の「エリート学校」を事例に、生徒の「鍵となる能力」の変容を考察する。